The "G" - Tatsuya | NOAHTIC Official blog

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"New sound" from Japan

瞬く間に過ぎた1週間でございました。
月曜という名の魔界へようこそ。
Tatsuyaでございます。

ここ最近の福岡は暖かい日が多いので浮き足立っております。
趣味のフィッシングに行きやすい季節が近くなってきました。

以前のバンドではライブツアーに釣り道具を携行していたものです。
神戸でイワシを釣ったり、江ノ島でメジナを釣ったり、
釣具店のウェブサイトにメンバー全員で掲載された事もあります。

どこかの防波堤でバーベキューをした事もありました。
飲み過ぎたせいで、近くのスーパーマーケット駐車場でVomitingしましたが。

台湾ではバラマンディを釣る事ができる場所があるそうで、
次回のツアー時には是非とも足を運んでみたいと思っております。

さて暖かくなってくると良い事ばかりでは無く、私にとってはデメリットも存在します。
それは、

虫の発生

です。

私は本当に虫が嫌いです。
素手で直接ファイトできるのは、蚊とコバエだけです。

毛虫や何らかの幼虫などが路上にいるのを発見したら、
1.5~2mは避けて通ります。
ですが、ヤツらはスローな動きをするのでまだ良いとしましょう。

次は更なる強敵、蛾です。
帰宅時に自宅玄関前で待ち構えていた時、私は家に入れませんでした。

コイツらは飛行という特殊能力を持っています。
何故かこちらに向かってくるというアグレッシヴさ。
私にとっては中々の脅威です。

そして蜂、これまた強敵です。
野池やダムに釣りに行った際に度々目撃します。

圧倒的な殺傷能力、ホバリング性能に加え、集団での襲撃を得意とします。
気持ち悪いどうのこうの以前に、ただ怖いです。
誰にとっても恐怖の存在でしょう。

さあ、お待ちかね。

皆さんも既に思い浮かべている事でしょう。

そう、The Gです。
カタカナで書くのも気持ち悪いので英語で。
Cockroachです。

夏の夜、散歩に出かけると必ず出現します。
都会、田舎、屋内、屋外なんて関係ありません。

直接的に殺傷につながる攻撃は仕掛けてきませんが、
あの圧倒的なオーラ、覇気は凄まじいものです。

路上のゴミかと思い、ふと近づくと突然動き出すなんて恐ろし過ぎます。
そんな私も何度かThe Gと死闘を繰り広げた事があります。

フィールドはバスルーム。
そう、裸と裸のぶつかり合いです。
泡まみれの私に与えられた武器はシャワーのみでした。

約1m向こうの壁面にいる敵をシャワーの水流によって、
排水口という死の谷に落とし入れる作戦です。

敵が動くよりも先に、目視で水流のルートと角度を計算し、
先手必勝とばかりに放水しました。

放水角度に問題なし。
完全なまでに思い描いたルートをThe Gが流れていきます。
凄まじい水流と共に、敵は死の谷へ。


…勝った。


サッ

!!!?

視界の隅で黒い物体が動きました。
The Gは死の谷から這い上がってきたのです。

私の左足から数cmのところに敵がいるという恐怖。
震えた私はフィールドから逃げ出しました。

そしてすぐさま手に取ったのは新たな武器、酸性洗剤です。
これは最早アルティメットバトル、殺られる前に殺るしかありません。

敵を中心に広範囲に渡って放射、ボトル半分ほどの量を使い、
ついにこの戦いにピリオドが打たれました。

これまでの人生で最も激しく、記憶に残る戦いでした。

荒れ果てたバスルーム、飛び散った酸性洗剤、水浸しの脱衣所。
こんな悲惨な戦いは二度と繰り返してはいけません。

悪夢が再び訪れない事を祈って、
今年も春そして夏を迎えようと思います。

Tatsuya