ノッティングヒルの恋人を観た。面白い。この有名な"ローマの休日現代版"は、もちろん現実にはあり得ないし、性善説による甘い格差(しがない旅行専門本屋店主と大女優の)ラブロマンスだ。しかし、何人もの映画人や監督が本作の様な明るさと好印象を目指して、様々なシチュエーションのラブコメを乱発するが、これほど見事には作れない。ハッピーエンドとはこれ。鑑賞後の多幸感とはこれ。単純過ぎて何が悪い?と言わんばかりの作劇だが、スタッフが一流なのか、メインスートリー以外の演出・演技・セリフに手抜きがほとんど見つけられない。特にクセ強のパンイチ友人スパイクには、誰もが共感する事だろう。ラストの"ベンチでの妊娠カット"はある意味、観客に現実を突きつけており、結婚式ラストより観客の印象に残る。本作を駄作と言うなら、みんなは何を映画に求めているのか?と言いたくなる、一本










