宇宙大怪獣ギララ | を観た。~3行映画評~

を観た。~3行映画評~

日本映画を中心に。たまに見る劇場新作も。タイトル前の◎はオススメ○は見て損ナシ△は気をつけて⭐️はその年のベスト



宇宙大怪獣ギララを観た。なんちゅう映画か。まるで歌謡映画に怪獣を入れ込んだ作り。日活のガッパでも感じたが、こういう作品を見ると、東宝の怪獣シリーズ(たとえドコラの様な失敗作でも)が、いかに優れているかを心底思い知らされる。本編・特撮・劇伴・科学的考証・登場人物の印象全てがケタ違いに悪い。高速度撮影されていない特撮見てられない。本編は、太陽族風チンピラの青春恋愛模様が宇宙空間で繰り広げられる。宇宙旅行が、江ノ島へ行くかの様な気楽さだ。海外セールスを意識して白人が二人混ざっているのが余計に悪い。物語自体はウルトラQの1エピソードレベル。東宝という新進の映画会社に、本多猪四郎という"真面目を絵に描いたような"監督がいた事が、いかに日本特撮の骨格を支えたかが良く分かる。松竹は二度と怪獣を前面にしたSF作品には手を出さなかった、は正解の一本