ミラベルと魔法だらけの家 | を観た。~3行映画評~

を観た。~3行映画評~

日本映画を中心に。たまに見る劇場新作も。タイトル前の◎はオススメ○は見て損ナシ△は気をつけて⭐️はその年のベスト



ミラベルと魔法だらけの家を観た。CGアニメーションが進み過ぎて、シンギュラリティ(境界線)を越えるとはこういう事かと思わせる作品。顔の表情筋は人間のそれだが、パーツパーツが誇張されたアニメなので、その違和感は半端ない。また、この違和感は主人公が有色人種でメガネでチビだからではない。冒頭いきなり"魔法が使える家族が村にいる"前提が、なかなか入って行けない。なのに、『たいへん!ミラベルだけがギフト(魔法)を授からないわ!』と言われても余計についていけない。登場人物たちに乗れないママ、たくさんの壮大な歌が繰り広げられる。海外ではそこそこの評価らしいが、魔女や魔法、もっと言えばミュージカルのアニメにさえ馴染みの薄い日本人には、全く響かない。最新作『ウィッシュ』も苦戦しているらしい。どうなる?どこへ行く?世界のディズニー!?の一本