ヤクザと憲法 | を観た。~3行映画評~

を観た。~3行映画評~

日本映画を中心に。たまに見る劇場新作も。タイトル前の◎はオススメ○は見て損ナシ△は気をつけて⭐️はその年のベスト

ヤクザと憲法を観た。東海テレビ制作の劇場公開ドキュメタリーシリーズ第8弾は、あからさまに反社寄りの作りで、完全に親分、舎弟、顧問弁護士の立場に立って、基本的人権を認めない暴対法と国家権力を真っ向から批判している。驚くべき撮影姿勢だ。大丈夫か?それが良い悪いではなく、よくテレビ局OK出したな。凄いゾ東海テレビ。子供が保育園から入園拒否され、本人は銀行口座が作れない。自損事故でさえクルマの修理が出来ない現状を嘆くが、"広島抗争"はもう過去の出来事か。若い舎弟がボコボコにされる音だけがドア越しに聞こえるが、反社の闇はあんなモノでは無い。評価も興行も良かったが、映画館の客席がえらいことになっていたと、当時ある小屋の支配人が言っていたのを思い出す。ラストはもっと深く切り込んで欲しかった、チャレンジの一本