幕末青春グラフィティ Ronin 坂本竜馬 | を観た。~3行映画評~

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幕末青春グラフィティ Ronin 坂本竜馬を観た。確かに良いカット"も"ある。岸壁から突然現れる戦艦のイメージは黒澤明未完の虎!虎!虎!だし、屍の中突進し鉄砲に撃たれるは完全に影武者だ。監督あまりにセンセーショナルな人生だったが、映画界にまだお金があった時代の美術・衣裳どれも素晴らしい。戦艦は作ったらしい。本作完全なる失敗作なのは、武田鉄矢本人も認めるところだが、一見の価値はある

武田鉄矢命を賭けた渾身の坂本竜馬は
大海戦映画とは呼べないが、
熱すぎる武田の演技と
それに押される監督の演出が見て取れる
岸壁から現れる戦艦のイメージは、
完成しなかったこの
黒澤版、虎!虎!虎!のシナリオにある
完成していたら、
どんな傑作になっただろう、、。
武田鉄矢の坂本竜馬は良しとしても、
芝居も台詞もなにも出来ないズブの素人吉田拓郎に、高杉晋作は無理有り
むしろ、こっちのがリアル
こういう映画ではない
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