だいぶん前に、ドジャース大谷翔平選手のお茶が出て早速買いましたが、まだ飲まないで大事にとっています。 
あした、さらに高みを目指しての大事な一戦。パドレスに打ち負かし、さらに上のステージでの勇姿を見せてほしいです。
       ◇
スマホのメモ欄にある、大谷選手を詠んだ俳句・短歌もどきをノートに書き移しています。
・飛花落花大谷一号ホームラン
・腰痛の春や大谷ホームラン
・ハッピージューン大谷翔平3三振 
・鬱な雨ああ大谷のカリフォルニア
・フォアボールの大谷濡らし通り雨
・外(と)は猛暑大谷球宴3ラン 
・昨年の今頃ノアは生きていて大谷の一発ふたりで待ちき
・ヤクルトの口蓋うまく開かぬ日よ今朝の大谷の打撃のように 
         ◇ 
大谷選手が打たないと勝てません。 
亡きノアと大谷選手の一発、二発、三発を待ちたいと思います。その時、お茶で乾杯! 







在りし日のノア。
・太りゆく月痩せてゆく猫の秋
ノアは体が長く、細身の猫でした。
ガスレンジから冷蔵庫マウンテンに飛び乗り、茶棚マウンテンに移り、そこで時間を過ごすことがありましたが、その頻度が低くなっていきました。
思うと体力や筋力か衰えてきていたのかもしれません。見なくなって、ずいぶん時がたったような気がします。
眼差しにも気のせいか力がないような…。
思い当たること、他にもあるような…。
・秋風やピンポーン苦手な猫と僕
あてねも呼び鈴鳴るとドキッとしますが、ノアは落ちつきがなくなりました。
残されたあてねは、今でも、やはり何だろう、誰だろうと気になりますが、怖がるノアがいないことで、なんかほっとするような、変な気分です。
・鍋物を離れて丸く猫眠る
ノアとあてねの、思い出の中のあれこれ。あてねの老いと共に記憶から消えていくのかもしれません。
でも、ブログ頑張ります。美々ちゃんと母様と、おんくんとママと、幾人かの親しい人だけになっても読んでね。

影のあてねは、まだ半袖。
でも衣替えしました。
・あの好きな黒のセーター雲隠れ
・どれもみな古着はがりや衣替え
・こんな服持ってたっけと衣替え
その長袖の服を来て、昨夜、くんち見物しました。
        ◇
長崎くんち最終日にあわせるように、長崎新聞「きょうの一句」に、江戸の女流俳人、五十嵐浜藻(いがらし・浜藻)という人の句が紹介されています。執筆者は「一樹会」の山田ゆう子さん。あての好きな俳人の一人です。
・神無月心の闇をのぞきけり 
文化3 (1806)年、浜藻は西国行脚に旅立ち、長崎くんちに遭遇。俳諧仲間にもてなされ、女性を交えて連句を楽しんだと。
浜藻をモデルにした小説「浜藻崎陽歌仙帖」に、そのにぎわいぶりが見えるそうです。
この小説、あてねは知りませんでしたが、著者を調べたら、別府真紀子という人でした。  
ちなみに、ゆう子さんに、こんな一句があります。
・今生のくんちを見むと姉弟
在りし日のノア。
新しい写真撮れないのが悲しいです。
・同じ秋眺めて猫と隣り合う
美々ちゃんと母様、おんくんとママ。羨ましい!






しるこさん著「願い星」。かわいい装丁です。どんな物語だろう?
と想ってしまいそうですが、これは松江のお菓子屋さんの、願い星という商品名のお汁粉です。
本は開く、もしくは捲る、ですが、まだ箱はあけていません。どんな味、どんな形なのでしょう?
読書の秋ですね。けれど、あてねはほとんど読書をしません。
周りには本好きがいます。どれほどのお金をつかったのだろかと…。お金は問題なく、本の中の、未知の世界に入っていく、あるいは自分の感性を試しにいく、ドキドキ感がたまらないのでしょうね。
捲る。指先が乾いて簡単ではなくなりましたが、そう、あてねは歳時記をめくる程度です。
・薄れゆく色々のこと曼珠沙華 
つい、さっきのことが、人の名前だったり。
今朝、ドジャース対パドレスの試合を見ました。残念ながらドジャース大差で負けタイに。
大谷選手はもちろん、ベッツやフリーマンらの名前は出て来ますが、その解説を務めた元メジャー日本人選手二人の名前が未だに出て来ません。
夕方になったら、ふっと出て来るかもしれません。
記憶をめくる…。それを気づけてやっていきたい。そう思う雨の秋の日です。
きょうは長崎くんちの初日。諏訪神社での奉納踊りは、なんとか出来たようです。




在りし日のノア。
・椎の実の猫の鼻孔に届くらし
椎の実のコマで遊んでから70年余。ノアがいなくなったのが、つい昨日のようです。
・恋という秋思におりぬ秋のカフェ
分からないだけで、ノアも秋思にいたこと、あるのかもしれません。

ボクがあてねさんを    
掴まえるのは気まぐれ?
あてねさんが
ボクを抱っこしないのは思いやり
もしかして怖れ?
あてねさんの姿が見えないとき
ボクがなくのはさみしさ?
もしかして愛?
ボクの姿が見えないとき 
ドキっとするらしいあてねさん
これって何だろう?

こんなノアが書いた詩がありました。
どこまで、お互い理解していたのでしょう?
人同士さえ難しいのに…。
ノアの不在がかなしい、さみしい。それは間違いなく?