影のあてねは、まだ半袖。
でも衣替えしました。
・あの好きな黒のセーター雲隠れ
・どれもみな古着はがりや衣替え
・こんな服持ってたっけと衣替え
その長袖の服を来て、昨夜、くんち見物しました。
        ◇
長崎くんち最終日にあわせるように、長崎新聞「きょうの一句」に、江戸の女流俳人、五十嵐浜藻(いがらし・浜藻)という人の句が紹介されています。執筆者は「一樹会」の山田ゆう子さん。あての好きな俳人の一人です。
・神無月心の闇をのぞきけり 
文化3 (1806)年、浜藻は西国行脚に旅立ち、長崎くんちに遭遇。俳諧仲間にもてなされ、女性を交えて連句を楽しんだと。
浜藻をモデルにした小説「浜藻崎陽歌仙帖」に、そのにぎわいぶりが見えるそうです。
この小説、あてねは知りませんでしたが、著者を調べたら、別府真紀子という人でした。  
ちなみに、ゆう子さんに、こんな一句があります。
・今生のくんちを見むと姉弟
在りし日のノア。
新しい写真撮れないのが悲しいです。
・同じ秋眺めて猫と隣り合う
美々ちゃんと母様、おんくんとママ。羨ましい!