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週末虫採り手帳

とある社会人虫屋の生態の記録
クワガタ、オサムシ、その他ミーハー昆虫の採集記がメインです
最近は釣りにハマっているので、釣りもしながら各地でゆるく採集しています
爬虫類とかも飼ってます

実家に帰ったので、横浜でもゴミムシルッキング

戸塚区にある舞岡公園へ行ってみた

湿地あり池あり水田ありという環境だが、ゴミムシを意識して見たことはない

さてどうなるか?


びっくりするほど何も居ない 笑


アオゴミムシ類やミイデラゴミムシ類はもちろん、それ以外の小さくて黒いゴミムシやガムシの類なども全くいない

最近巡っていた千葉、埼玉が如何に恵まれていた環境であったかを思い知らされた

湿地の外の歩道ではセアカヒラタゴミムシとオオゴミムシが見つかった

しばらく探索したところで念願のアオゴミ族、キボシアオゴミムシの登場!

湿地性ではないゴミムシ達は少なからず生息してくれているようだ


しっかり調べたわけではないので違うかもしれないが、ここは昔から湿地だった場所ではなく、谷津田環境を復元した場所であったように思う(湧水はあるようだが)

水田や湿地の環境があっても、そもそも湿地性ゴミムシが生息していないエリアだからいない、ということだろうか

もしくは、湿地性ゴミムシの成長に必須となる生物がいないので周囲から入ってきても定着できないという可能性もある

(実際にこのあたりの水棲生物の種類はとても少ない)


この舞岡のあたりから一番近い湿地性ゴミムシの生息するエリアがどこなのか気になってくる

いつか本格的に調べ周ってみたいものだ


またまたゴミムシ採集で千葉へ

前回攻めた北総地域周辺を新規開拓するも、目立った成果はなし
なので先日スナハラゴミムシが沢山見れた場所に再度訪問するも、水を抜いた影響で乾燥が進みゴミムシ全体の数が少なめという残念な結果に

このスナハラポイントは今期3回訪れているが、ちょうどよい湿地になっていたり、水浸しだったり、水が抜けてカラカラだったりと毎回環境が変わっている
特に初回はある一角で多くのトックリゴミムシ系が観察できたが、それ以降は全く見られないような状況であった
水田周りの採集は稲作に合わせて頻繁に環境が変わるため、なかなか難しい
だが、このような撹乱される環境がゴミムシ達にとっては適しているのだろう

逆に今まで居なかったものが突然現れる可能性もあると言えるので、一度見てダメだったポイントも見捨てずに見て回るのが大事なはずだ


この日自分は翌日仕事があったので早めに切り上げる予定だったのだが、成果がしょぼかったためメンバーと話し合いの結果、最後に大きく移動して茨城県のポイントにも行くことになった


そこはオオサカアオゴミムシの実績があるポイントととのこと

ささっと様子を見て帰ろうかと思ったその時、それは突如我々の目の前に現れた

!!!!!!!!!!!


ぬぉおおぉお!!!??


ア、アオヘリアオゴミムシ!!!!!!


いた!!!ほんとにいた!!!!


びっくりした、案内してくれたメンバーもここには居ないと思っていたようだ


もはや次の日が仕事であることはどうでもよくなり、夢中でゴミムシを探し回った

画像にもいるようにオオサカアオゴミムシも見られ、更にはスナハラゴミムシも多く見られるかなりアツいポイントだった


ただ、ここと他のポイントが何が違うのかと言われると分からないのが正直なところ…難しいぞゴミムシ

アオヘリアオゴミムシは思っていたよりも大きかった

暗い中ではコキベリと見間違えるかなと思っていたが、明らかに一回り以上大きい

また、標本画像で見るとスジアオゴミムシに似ているとよく言われるが、実物は全く異なる


"アオヘリ"の部分については角度と光の具合によって見え方が異なるようだ


深夜家に帰っても、珍しく興奮してしばらく寝れなかった

これだから虫採りは止められない…


しかし最後にして最大の壁、オオヒラタトックリゴミムシは現れてくれなかった


少しずつ正解に近づいている感覚はある…

もう少しだけ頑張って、夏が終わる前に、この勢いのまま辿り着きたい…



ゴミムシ採集の熱が収まらず、今度は埼玉県へ

荒川沿いのエリアで前々から知っていた場所だが、ゴミムシ採集をしたことはない
どうやら過去に珍しいゴミムシの記録があるとの噂だ

ここではトックリゴミムシがとにかく多く見られた

オオトックリゴミムシだろうか?

トックリゴミムシが圧倒的に多く、次いでヒメキベリ、たまにコガシラアオやアオゴミといった感じで、千葉の谷津田の環境とは全く違っており面白い

そして千葉であれだけ見られたコキベリは全く見られなかった


さらに、なんとここでもスナハラゴミムシを見つけてしまった!!

※後日標本にして撮影


狙いの珍しいゴミムシはこいつではないのだが、まさかここにもいるとは…

こんなにあっさり見つかるとは、スナハラゴミムシに関しては今まで存在が知られていなかっただけではないだろうか…?

もっと探せば色々なところで見つかるのではと思ってしまう


樹液も出ており、アカアシオオアオカミキリが多数

流石に時期が遅いのかクワガタカブトの姿はほとんどなかった


場所を少し移動すると、オオキベリアオゴミムシを発見


オオキベリも昔は全然オサ掘りで採れなくて何度も千葉に通ったし、遠い対馬で初めて採集できて喜んだ思い入れのある虫だが…こんな自宅から1時間以内のエリアで普通に見れるとは、まさに灯台下暗しである

芝生のエリアへ行くとアトワアオゴミムシが沢山歩いていたが、その中に雰囲気の違うものがいたので確保

コアトワアオゴミムシだと思うが、これもオサ掘りでは見たことがなく思わぬ収穫だ


ゴミムシルッキングはお手軽でなかなか楽しい

探されてないだけで意外といるのでは?という種のゴミムシもいるようなので、近場の開拓をしてみようかな