週末虫採り手帳

週末虫採り手帳

とある社会人虫屋の生態の記録
クワガタ、オサムシ、その他ミーハー昆虫の採集記がメインです
最近は釣りにハマっているので、釣りもしながら各地でゆるく採集しています
爬虫類とかも飼ってます

2025年11月29日
関東某所で野外個体を採集

雌雄1匹ずつを小プラケースに入れて飼育開始

土は園芸用土、餌は野菜の切れ端や鰹節、米糠、死んだデュビアなどを適当に与える


2025年12月8日

セットして1週間ほどで卵を発見

ヤマトオサムシダマシの産卵期は春か秋と聞いていたが、室温がそこそこ高かったので産んだのだろうか



産み方は地表の適当な場所にダラダラポツポツと産み落としていく感じだった

年末くらいまではケースを覗く度に新しい卵を見ることができた


2026年4月9日

その後卵が孵化したのかわからないまま飼育を続けていたのだが、この日隠れ家代わりの樹皮を除けると初めて幼虫が姿を表した

土はある程度湿っており、表面だけ乾いている状態をなるべく維持するような感じで飼育している


2026年6月14日

ケースをひっくり返してみた

幼虫は順調に育っていた


確認できた幼虫は15匹程度

1ペアで1シーズンどのくらい産卵するものなのだろうか?


2026年7月19日

土中で蛹化し始めるものがでてきた

クワガタやカブトムシのようにしっかり固めた蛹室を作るわけではないようだ

ケースに衝撃を与えたら崩れてしまいそうな蛹室だ


2026年8月2日

新成虫が地表に出てきた、1匹は残念ながら羽化不全

産卵からここまで約8ヶ月程度だった

左下の大きな個体が親個体(2匹のうち1匹は死んでしまった)、それ以外が今回の新成虫である

新成虫はいずれも小さい…幼虫時の餌が足りなかったのだろうか?

あんまり米糠や鰹節などの餌を多くすると湿気ですぐにダニが湧くので、難しいところだ…


2026年8月25日

羽化した新成虫は次々に落ちてしまった…

餌も切らしていなかったが何故だ??

他の方の飼育記でも羽化後の成熟が難しいと書いてあったが全く同じだ


2026年9月12日

世話していたら手が滑り、ケースに強い衝撃を与えてしまい底の方の蛹室が崩れてしまったので救出作業


蛹は成虫からは想像できない形である、細身で脚が長い

丸っこいエリトラの中はほとんど空洞なのである(先日の羽化不全個体がそうだった)

1匹はテネラルだった

うまく成熟してくれるだろうか


先輩と一緒に芝生系ゴミムシの採集で神奈川県西部へ

まずは昨年アシグロアオゴミムシを採集した文献のポイントへ再訪

昨年は散々探し回ってようやく1頭見られた感じであったが、今年は短時間で複数頭見ることができた

芝生も去年より元気でモサモサ生えている感じだったが、関係しているだろうか?(去年は暑すぎてカラカラだった)


続いて新規開拓のため先輩チョイスの別のポイントへ


先ほどの場所よりもさらに芝がモサモサしているポイントで見づらいが、頑張って目を凝らしていると草の隙間に怪しい影が…!

アカガネアオゴミムシ!!!


やった!初採集なので嬉しい!

アカガネアオゴミムシが見られたのはこんな環境

アシグロアオゴミムシが見られた場所よりも湿気のある環境であった

前日の雨の影響もあると思うが、夜露で靴がびしょびしょになるような場所であった


最後に河川敷のグラウンドへ移動し観察するも、カラカラでアトワアオゴミムシが見られたのみであった


湿地系のゴミムシもそうだが微妙な環境の差で見られるものが変わってくる

彼らは何によって棲み分けをしているのだろうか

これまでの経験で色々なゴミムシの"なんとなくの採り方"は分かってきたが、もっと根本的な生態を知りたい…!

この日は平日だったが、在宅勤務で仕事が早く終わったので埼玉県の荒川沿いのポイントまでゴミムシ観察へ

今年も埼玉県産スナハラゴミムシを観察できた

数は多くはないが、行けばまぁ見れるといった感じ


そして相変わらずここはオオトックリゴミムシが多い、めちゃくちゃいる

オオトックリゴミムシはこのような泥濘んだ場所で特に多く見られる(光を当てたら散ってしまった)


その他アオゴミムシやコガシラアオアオゴミムシなどは見られたが目新しい種は見つからなかった

このあたり一帯はオオサカアオゴミムシの古い記録があるようだが、流石にもういないだろうか…