週末虫採り手帳

週末虫採り手帳

とある社会人虫屋の生態の記録
クワガタ、オサムシ、その他ミーハー昆虫の採集記がメインです
最近は釣りにハマっているので、釣りもしながら各地でゆるく採集しています
爬虫類とかも飼ってます

久々に春の石垣島に訪れた

この時期の石垣で採りたい虫と言えばオオヒゲブトハナムグリ…だが、この虫には何度も苦い思いをさせられている

オオヒゲブトには期待せず、バカンス8割虫2割くらいの心算で今回の旅は楽しもうと思う

今回3/13〜16の3泊である

初日はゆっくり夕方着の便で現地入り

食事をして宿にチェックインしたら軽く夜の散策へ


先輩に教えていただいた漁港にて、石をひっくり返しているとヒメヨツボシゴミムシをゲット

持っていなかったので嬉しい


2日目


曇り、北風強めのため採集はなし

だいぶ久々に来たので一応ポイントの様子だけ見ようと下見には行ったが、すぐ撤退


色々食べたり買い物をしたりホテルでのんびりしたりバカンスを満喫した

別にオオヒゲブトのために来たわけじゃないから(震え声


3日目


この日は風も弱まり天気も回復したので、朝から出撃


しかし気温が低い…

8時過ぎにはポイントに入ったが長袖でないと肌寒い


とりあえず場所だけ確保して、日が高くなるまでは前回敗北したヤエヤマネブトのリベンジをするため森の奥へ向かう

恐らく前回探していた環境は見当はずれだったように思う

頭を切り替えて捜索に励む

うおーーっ、いたっ!!!

帰ったらすぐUマット買って飼育じゃ!


ネブトと言えば赤枯材のイメージだが、こいつはちょっと違って材の中に食い込んでいる感じではない

こうなるとヨナグニネブトもリベンジをしたくなってくるが、あの島にこんな環境はあったかな…

そうこうしているうちに日が高くなってきたのでポイントへ戻る、気温は21〜23度ほどだろうか


日陰はひんやりしているが、10時あたりから急に虫が飛び始め、期待が高まる

相変わらず速くてなかなか採れないが、ようやくネットイン!

おぉ…お前か…


その後も複数キャッチできたが、全てコアオハナムグリであった

数はそれなりに飛んでいたが、オオヒゲブトはまだ早かったか…昼過ぎまで粘ったが、撤退した

午後はバカンス

別にオオヒゲブトのために来たわけじゃないから(2回目


名蔵アンパルでルアーを投げて遊んでいたら結構いいサイズのマゴチが釣れた、たのし〜


4日目


昼の便で帰るので、採集はなし

朝1時間ほど釣りをしたがボーズ

昨日よりも風が暖かく徐々にシーズンインに向かっている感じがする

明日か明後日くらいにはオオヒゲブトも出るのだろうか

ポイントで会った方によると去年は発生が遅く、4月に入ってようやく出始めたそうだ

かたや3月中旬に来て遅かった年もある、天気も時期も安定しないこの採集はなかなかに辛いものがある


まぁ、別にオオヒゲブトのために来たわけじゃないから(3回目

先日千葉県で採集したフェモラータオオモモブトハムシのゴールを持ち帰ったので、中に入っている幼虫を食べてみることにした。
どうやらこれが美味らしく、また不思議なことに杏仁豆腐の香りがするようでフェモラータを用いたスイーツを作る動画などもYouTubeで見ることができる
今回はバニラアイスに混ぜて杏仁味アイスを作ってみようと思う

まずは持ち帰ったゴールを割って幼虫を取り出していく

写真のようにグズグズになった場所の幼虫は手でほじくれば簡単に取り出せるが、かなり硬い部分に潜り込んでいる個体もいるため剪定鋏などがないと結構大変である


一つのゴールに複数匹入っていることが多く、細い部分にもいたりと取りこぼしが出やすい感じがする

採ってきたゴールはもういないだろうと思って適当に屋外に放置したりせずに、確実にゴミとして処分したい

取り出した幼虫は熱湯でさっと茹で、水気を拭いたら適当な容器に入れ、冷蔵庫で3日ほど寝かせることで下処理は完了

この時点では茹でた豆のような匂いがうすーく感じられる

熱を入れた後、数日冷やすことで徐々に杏仁の香りが出てくるのだそうだ、最初に発見した人は凄いな

そして3日間寝かせたものがこちら

ゴールから取り出した時はふにゃっとしているが、茹でると身が締まり小さい剥きエビのようになる


ラップを外してにおいを嗅ぐと…杏仁の香りが…!!



しない?



あれ、なんか間違えたか?

しかしここまでやって止めるわけにもいかないので、バニラアイスを入れ、溶けたらフェモラータを潰しながら混ぜていく

潰しても杏仁の匂いはしてこない…が、まぁ純粋にフェモラータの風味を感じてみるとしよう

外皮は食感があまり良くないようなので、中身を絞り出したら取り出しておく

再度冷凍させて…完成!


スプーン半量ほどを掬い、食べてみると…



おぉ!!



杏仁豆腐の香りがする!!



いやびっくりした、これは美味しい

食べると分かるタイプの香りだったのか

しかし食べ進めていくと杏仁香がするところとしないところでバラツキがあった、3匹ではちょっと弱かったか?

またバニラアイスの味が強いのか、杏仁以外の虫の風味は全く感じられなかった



ということで量を増やして再度リベンジ、倍量の6匹を入れて作ってみる


う〜んすごい杏仁…!


前よりも更に杏仁香が強くなった

これを食べて虫が入ってるなんて思う人はいないはずだ

アイス本体の味の方は、今回は若干風味が変わったような気がしたがほぼ分からないレベルである


横で怪訝な目で見ていた妻にも無理矢理食べさせたが、"めっちゃ杏仁"との評価を頂くことができた



ちなみにこれとは別に冷やした幼虫を油で揚げて食べてみたのだが、そちらは杏仁の風味はすっかり消えてしまった(杏仁風スナックのようなものを期待していたのだが…


ナッツのような風味がしてこれはこれはで食べられるのだが、同じような風味は他の虫でも味わえるのでフェモラータである必要はないかな、という感じだった

杏仁香を楽しむのであれば茹でて冷やしたものを潰して何かに混ぜる使い方が良さそうだ


フェモラータ杏仁風アイス、オススメなので是非試してほしい

※決して外に逃すことのないよう注意は徹底したい

外房方面へ遊びに行ってきた


1/30

この日はゴミムシ採集の沼の下見、ダメ元で千葉オオクワガタ探し、ついでに友人が仕掛けたトラップ回収をするなど色々した


9時ごろに外房に到着

沼周りの林内をうろついていたら良さげな立ち枯れを見つけたので割ってみた

こ、これは…!?

突如現れたちょっと太めの食痕、まさか?

でも千葉オオクワはかなり薄いと聞くし、こんなあっさりと見つけた立ち枯れいるはずはないか…?

ちなみにこの食痕の奥にはムカデしかいかなかった

他コクワガタは出たが、当然オオクワガタなど出るわけもなく午前中は終了


午後はいくつか湿地の下見をしたのち、最近界隈を騒がせている千葉フェモラータの捜索へ

藪があってクズが生えてそうな場所を探しながら南下していくと…

とある場所でゴールを発見!

クズから脱出してタケの中に潜り込んでいる幼虫が見える、珍しいのでは…?





薮の外から見渡すだけでも多くのゴールが見つかった

今回見つからなかった地点にもいつか広がってしまうのだろうか…


2/8

2週連続で外房へ

この日はゴミムシ(ツヤキベリポイントの新規開拓)の予定


大寒波が押し寄せており関東はどこも雪予報

しかし日々抑圧されている社会人虫屋は時々IQが著しく低下するため、気がついたら3人の虫屋が(安全運転で)千葉へ向かっていた

oh…


案の定最初のポイントである山間の堰周りでは吹雪の中崖を堀る羽目になり、虚無になる


しかし海沿いに移動すると雪は減り、日が高くなるにつれて晴れ間も見えるようになり、ゴミムシ掘りも普通にできる天候になってきた

崖の凍結も心配だったが意外にも大丈夫だった

谷津田の湿地周りの崖からコキベリアオゴミムシとオオアトボシアオゴミムシ

最後にゴミムシ掘りをしてから何年振りだろうか…他にもアトボシアオゴミムシ、アオゴミムシ、ムナビロアトホジアオゴミムシが見られた

ムナビロアトホジアオは昨年の湿地巡りでは出会うことができなかったため嬉しい

そしてオオサカアオゴミムシも!

ゴミムシ掘りではまとまった数が採りにくいが、なんと1箇所から5頭も出てきた(自分は1匹だけだったが

ここは夏に来たらオオサカアオが歩き回っているのだろうか?是非とも確かめたい

その後はフェモラータ探しへ

前回とは別のポイントで発見した

今回も何箇所か見て回ったが、新規ポイントは1箇所のみ

やはりまだ局所的にしかいない感じだったが、これがどのように広がっていくのだろうか…


ツヤキベリを見つけることはできなかったが、夏にまた来てみたいポイントはいくつか見つけられたので楽しみだ