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週末虫採り手帳

とある社会人虫屋の生態の記録
クワガタ、オサムシ、その他ミーハー昆虫の採集記がメインです
最近は釣りにハマっているので、釣りもしながら各地でゆるく採集しています
爬虫類とかも飼ってます

今年のゴールデンウィークを利用して、マレーシアのキャメロンハイランドに行ってきた。

今年は珍しく暦通りで10連休となる年。普段は長期連休が取り辛い職場のため、旅費が高いのは覚悟の上で思い切って海外旅行を決意した。

とは言えLCCのエアアジアでも10連休ともなれば、旅費はそれなりの価格…少しでも旅費が安い日付を選んで、今回は合間の6日間での旅で妥協した。

さて、キャメロンハイランドとはマレーシアの首都クアラルンプールから200キロ以上離れた高原の街である。
昆虫採集で有名な場所であり、夜に街中の街灯を見回るだけでも色々な虫が採れる最高の場所だ。
また、マレーシア国内や欧米からも観光客が多く訪れるリゾート地的な場所でもある。
旅の起点となるのはタナラタという小さな街で、学生時代の卒業旅行で訪れて以来だ。

クアラルンプールからタナラタへの道のりは長く、空港から長距離バスステーションまでバスで1時間ほどかけて行き、そこから更に長距離バスに乗り換えて3〜4時間かかる。

学生時代は重い荷物を背負って頑張って乗り継いで行ったものだが、今回は思い切って海外でレンタカーに挑戦してみることにした。

正直自分は英語も殆ど喋れないので不安しかなかったが、なんとか無事に帰ってくることができたので、誰かの参考になればと思いここに書き残そうと思う。

◆レンタカーについて

今回はRentalcars.comを利用してParadise Rent a Carを予約した。
初めてのことなので万が一を考え、日本語対応+手厚い保証までネットで行えるということでこの仲介サイトを選んだ。
英語に自信があるなら各レンタカー会社から直接予約をする方が安いと思う。

クアラルンプール国際空港(以下KLIA)はメインのKLIA1と、LCC専用のKLIA2に分かれており、レンタカーデスクがあるのはKLIA1になる。
今回利用したエアアジアはKLIA2に発着するので、着いたらまずKLIA1への移動が必要だ。

KLIA1とKLIA2は電車とバスでそれぞれ行き来できるが、無料のシャトルバスが10分おきに出ているのでそれがおススメだ。
各ターミナルの他に長期利用者用の大型駐車場(LTCP)を経由する。これが少し離れたところにあるので"あれ?空港からどんどん離れていくけど大丈夫か?"と不安になるがちゃんと戻ってくるのでご心配なく。

KLIA1へ着いたら立体駐車場の1階へ向かう。
外から見ると目立ちにくいが、中に入るとレンタカー各社の受付が並んでいる。
割と外れにあって暗い感じなので、初めて来ると不安になるかも…。
受付に声をかけて国際免許証とパスポートを渡し、車まで案内してもらい傷のチェックをしてサインをしたら完了。返す時は燃料満タンで、と言われる、この辺の手順は日本と変わらない。
借りたのはProton Sagaという車種だった。
ハンドルが重くなかなかな小回りが効かない車だった。

ちなみにKLIA2まで車を持ってきてもらい貸し出し、というのも可能なようだが、この辺のやり方はよくわからない。

◆ナビについて

カーナビをつけることもできるようだが、自分はGoogleマップで大丈夫だと思ったのでつけなかった。
Googleマップなら日本語で音声案内してくれるし、案内ルートも全く問題なかった。
Googleマップを使うにはスマホの電波が入ることが必須になるので、空港で現地SIMの契約する必要がある。

3社くらいあるようだが日本のau、ソフバン、ドコモみたいな感じでどれも変わらないのではと思う。
今回はcelcomの1weekプランを利用した。
6GBのデータ通信と電話がついて25RMと安い。
電話があれば万が一の時にも使えるので安心だ。
SIMの入れ替えは店員がやってくれる。

さあレンタカーとGoogleマップでいざ出発だ、と言いたいがもう一つ必要なことがある。

◆touch'n goカード

キャメロンハイランドに行くには高速に乗る必要があるが、マレーシアの高速道路は現金払いが廃止されたようで、ICカードの購入が必須となる。
このtouch'n goカードを購入し、料金所でSuicaのようにタッチして支払う。
このカードは鉄道やガソリンなどの支払いにも使えるようで、様々なところでチャージが可能らしい。
ただ、キャメロンハイランド近辺では使えそうなところはなかったように感じたので、チャージするなら高速料金分くらいにしておくのが無難かも(値段は後述する)。
今回は空港から5分ほど走ったところにあるペトロナスのガソリンスタンドの売店でカードを購入した。
※空港から出るといきなり高速道路のような道に入るが、この売店は料金所の前にあるので心配ない

カードの代金は10RM、それに加えていくらチャージをするかを聞かれる。

ちなみに空港にもチャージ用の端末がある。
そこでカードの購入もできるはずなのだが、なぜか今回は端末の調子が悪く購入ができなかった。

ここまで準備が整ったらようやく出発だ。

↓続きます

長年憧れていた虫、ダイコクコガネ。


その生息地を教えて貰うことが出来たので三連休の最終日、日帰りの強行スケジュールで長野県へと向かうことになった。

前日夜中のうちに長野入りし、朝まで車内で仮眠。
早朝に事前にアポを入れていたご主人に挨拶をし、中へ入れさせてもらった。
今まで何回か牧場へ入らせてもらった事はあるが、ここはダントツに広い。

牛の落し物を見ながら進んでいくと…

うんこに空いた大きな穴、そこから溢れる土。
今までこんな光景は見た事がない!これがダイコクコガネでなかったら何なのか?

慎重に掘り進めると…

おぉっ、きたかっ!!!!


ありがとう…ありがとう…っ!!!!

遂に念願のダイコクコガネを採ることができた。

地中深く掘られたダイコクコガネの巣穴。
ここまで掘られていると家主を掘り出すのはかなり大変だ。
こうなったら諦めて、うんこに潜ったばかりで浅い所に居る個体を探した方が楽だ。 
運が良ければ地表に見える穴に指を突っ込んで採る事も出来る。



帰りは高速道路が混む事必須だったので正午ごろにさっさと切り上げて帰った。
3連休最終日、午前中だけの弾丸採集だったが満足な結果となった。
しかしせっかく長野まで来るならやはりもっと色々な場所で採集したい、次は泊まりで行きたいかな。

ダイコクコガネは人が管理する牧場に殆ど依存しているだけあって情報と伝手が無いと採集するのはかなり難しいように感じる。

近頃本当に虫屋に対する風当たりが厳しい世の中になっている、とにかくマナーを守って採集する事を心がけたい。

無駄で放牧場に入るのは言語道断だが、他にも掘り返した土を戻さず放っておくマナーの悪い採集者もいるようだ(穴が空いていると牛が転んでしまう)。それでも快く採集を受け入れて下さったご主人には本当に感謝している。

糞虫採集は牧場の方々の協力があって成り立つ採集なので、十分に注意してこれからも楽しませてもらえるよう努めたい。
3度目の伊豆大島に来た。

今回は虫採りではなく、会社の釣り同好会による釣り合宿なのだ。

合間にノコギリクワガタを摘む時間くらいはあると思うので、ちょっとだけやらせてもらうことにする。


伊豆大島=オオバヤシャブシでノコギリクワガタが採れるというのは有名だが、この島ではオオバヤシャブシはかなり優勢なため、市街地のすぐ裏でも、山の上でもそこら中に生えているのだ。


当然オオバヤシャブシならどれでもクワガタがついてるわけではないので、初めて伊豆大島に来た時はどこから手をつけたらよいかわからず、無限に生えているオオバヤシャブシを前に呆然とした思い出がある。


しかし3回目ともなればある程度勝手はわかる。

釣り場間の移動の合間、ちょっと裏道に逸れてクワガタの居そうなオオバヤシャブシをチェックさせてもらった。


開始数分でノコギリクワガタをゲット!


虫屋からしたら、"まぁ伊豆大島なら普通でしょ、それでサイズは?"と言われるところだが、これが虫屋でない人達から見たら、虫採りの天才のごとく賞賛されるので承認欲求がとても満たされ気持ちが良いです。



写真では分かりにくいが、赤で囲ったところにノコギリがついている。

樹液が出やすいのだろうか、細い若木の幹でよく見られた。

ただ単に採るだけなら街の裏手で若いオオバヤシャブシが生えてる場所を探すのが一番早そうだ。

だけど大きい個体はいなかったので、特大個体を探すとなるともっと山奥に入って探さないとダメかな。



クワガタ探しは意外と面白かったらしく、みんな競うように探し始めた。

1時間ほどだったがそこそこの数を見ることができた。

上司の子供へのお土産として1ペアだけお持ち帰りした。


釣りの方は渋く、ショゴ(カンパチの子供)が釣れたくらいだった。


釣れなくても釣りは楽しい。
虫採りだけでも時間は足りないのに、釣りも始めた今となってはやることが多くて大変だ 笑