自分の気持ちを吐き出したいけど、
身近に聞いてくれる人がいない、
身近にそんな場所がない。
そんな方は多いのではないでしょうか?
私も何度もこんな思いをしてきました。
長男がお空にいってから、
衝撃、パニック、寂しさ、苦しさ、
不安、絶望、後悔、罪悪感、自責の念、
この他にも、言葉では言い尽くせないほど、
毎日毎日、たくさんの気持ちや感情が
あふれては消え、消えたと思ったら、
またすぐに違う感情がそこに現れる。
気持ちが一日のうちでも、
さまざまに変わって、
自分でもついていけないような。
感情のジェットコースターのような、
そんな日々でした。
自分でも、今の自分の気持ちが
わからない、理解できない。
そんな感覚でした。
誰かに話したいけど、
話したいときにいつも隣に誰かが
タイミングよくいるわけではありません。
むしろ、こんなときってだいたい
一人のときとか、夜とか。
誰かがいてくれる状況ではないことが
多かったです。
そして、
近くに話せるような
場所もありませんでした。
そんなとき、私がやっていたことが
あります。
ちょうど一ヶ月がたった頃から、
今でも続けていること。
それは自分の気持ちを
言葉にすることです。
今は、少し時間がたって
ブログにも書き始めましたが、
最初の頃は誰かに見られるのが
抵抗がありました。
なので、誰にも見せない前提で
日記のようなものをはじめました。
本当はノートに書くのがいいようで、
はじめはノートに書いていました。
でも、いつでも思いついたときに
さっと書けるように、今では携帯電話の
中に残しています。
誰にも見せないので、
まとまりもなく、思いついた文章を
そのまま文字にしています。
どろどろした、他人には見せられないような
気持ちを書いてみたり、
家族への不満のようなものを書いてみたり。
頭のなかでぐるぐる考えているより、
文字にするために、頭のなかで、
一度考える作業が入ります。
今の私はこんなことが気になっているんだ
とか、
こんなことが苦しいんだという風に
自分の思っていることが、
文字によって可視化されていきます。
自分で自分を俯瞰して眺めるような、
そんな感覚になったりもします。
聞き手はいませんが、
吐き出しにはなっていると感じます。
その過程で、自分の気持ちが
整理されていくこともあります。
また、少し時間がたってから見直す
こともできます。
あの頃の自分はこうだったけど、
今はこうなったんだなとか、
まだあの頃と同じ気持ちでいるんだな
とか、そんなことを知ることもできます。
自分の気持ちを吐き出す場所が
どうしても見つからないときに、
一度やってみてください。
紙とペン、あるいは携帯電話があれば、
いつでもどこでもできます。
毎日書かないととか、うまく書こうとか
そんなふうに気負う必要はありません。
吐き出したいと思ったタイミングで、
頭に浮かぶままにで大丈夫です。
気持ちを吐き出して、少しすっきり
できるかもしれません。
今の自分自身を知るきっかけになったり、
新たな自分を見つけることに
つながるかもしれません。