長男がお空にいったあの日から、

私の中には、数えきれないほどの

なぜ??があふれました。


なぜ長男だったの?

なぜ長男じゃなきゃいけなかったの?

なぜこんなことが、うちに起こったの?

なぜ私が生きているの?

なぜ私が死ななかったの?


なぜあの時

あの場所に行ってしまったの?

なぜあの時、

あの選択をしてしまったの?

なぜあの時、こうしなかったの?


なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ??





いくら考えても答えは出ません。

答えが出ないかもしれないことは、

薄々自分でもわかっています。

でも考えずにはいられませんでした。


あの日からずっとずっと考え続けて。


でも。

問いの答えはまだ出ません。


あの日、私がいなくなればよかったのにと

何度も何度も思いました。


でも。

私は生きています。

私は生きなければいけないのです。

私は生き続けなければいけないのです。


そう思ううちに、

そうだ、私は生かされているんだ、と。

そう強く強く思うようになりました。

あの日、長男がいなくなり、

私はこの世界に残った。残された。

生かされた。


それはなぜなんだろう?

私が生かされている意味は?

新たな問いが見つかりました。


私はその問いについて、

ずっと考えています。

でも、これもまだ答えは出ていません。

この先も出ないままかもしれません。


でも、

グリーフケアを広めたいという目標を

見つけ、それに向かって歩き始めた。

この道の先に、もしかしたら

この問いの答えのヒントが

あるのかもしれないなと、

今は感じています。