なな長男がお空にいってしまい、

それまでの幸せからは一転、

果てしない絶望から、

色のない世界を生きることとなります。



当時は、長男がいなくなった

この世界で生きることが、

ただただ辛く苦しい日々でした。



こんな世界で、私はもう、

生きていけないと思っていました。



そんな私を気にかけてくれたのは、

友人や職場の上司でした。



私が苦痛と感じない範囲とタイミングで、

私や私の家族を心配し、

気にかけてくれていることを

伝えてくれました。



長男や私に会いに行きたいと、

家まで来てくれたりもしました。

人とのつながりの大切さや、

人の優しさ、温かさを感じました。



当時、グリーフに関する情報に、

なかなかたどり着けなかった私ですが、

SNSを通じて、同じ境遇の方の投稿を

読ませていただいたり、

メッセージのやり取りを

させていただく中で、

私だけじゃないんだという感覚に、

とても安心感を覚え、支えになりました。



そして、何より、家族の存在です。

夫、私の両親、

そしてまだ幼い長女と次男。



それぞれが、

それぞれのグリーフを抱える

こととなりました。



グリーフの感じ方や表現の方法、

グリーフの進み具合など、

まったく違い、それによって

すれ違ったこともありました。





でも、長男をなくしたこと、

それととも生きるということは共通です。

なんとか、互いに必死で支え合い、

生き続けました。



長女と次男の存在は、

私にとっても、夫にとっても、

本当に本当に大きな支えとなりました。



私が元気がなくても、

私がごはんをつくる気力がなくても、

私が遊んであげられなくても、

私が長男のことを想って泣いていても、

いつでも笑って

そばにいてくれました。



大切な人をなくす苦しみが、

痛いほどに分かり過ぎるから。

もう、この2人にはそれを

味わわせることはできない。



その唯一の、

でも何よりも強いその思いだけが、

私を、何とかこの世界に

踏みとどまらせてくれていました。




最近では、人生の辛く苦しい経験の中で、

多くのことを感じたり、

考えたりすることで、

グリーフケアが身近に当たり前に

受けられる社会をつくりたい

という夢もできました。



私の人生を180度変えることになった

あの日から、時がたち。

まだまだ辛く苦しいと

感じることも多いです。



長男がいないこの世界を生きるのが、

嫌になってしまうときも、

正直まだまだあります。



しかし、

多くのサポートのおかげもあり、

長男がいた頃に

戻ることはできませんが、

またその頃のように、

仕事をしたり、子育てをしたり、

笑ったり、

おいしくごはんを食べられたり

することができるようになりました。



グリーフとともに、長男とともに、

再び人生を歩み始めています。



私の生きる、長男がいない世界は、

また再び、いろいろな色で

少しずつではありますが、

彩られつつあります。





いつまで続くか分からない私の人生。

今を大切に、これからも

生きていきたいと思っています。



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