妊娠中の貧血対策に、鉄と同時に摂取すべき栄養素 | 80%の妊婦がつわりを軽減!! つわり対策コンサルタント★ユアンの悪阻対策法

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つわり対策コンサルタントのユアンです。妻のつわりを目の当たりにし、彼女を助けたい一心でこの道に進みました。当ブログではつわり対策の方法や研究報告、軽減グッズ、他の妊婦さんの情報などをお伝えします。

つわり対策コンサルタントのエミです


普段から貧血に悩む女性は多いかと思いますが、妊娠中はお腹の赤ちゃんにまで血液を送るのですから、とくに貧血に気を付ける必要があります


貧血対策に必要な栄養素といえば、鉄ですよね。


しかしながら、他のある栄養素を同時に摂取しないと、鉄分は効率よく吸収されないのです


そのある栄養素とは・・・


銅です。


 Photo by Steve Slater (Wildlife Encounters)


英国マタニティケアの第一人者であるデニス女史が著書の中で、「妊娠中の吐き気や嘔吐に関わる栄養素」をご紹介されているのですが、ビタミンB6、亜鉛、マグネシウムに次いで挙げられているのがこの銅です

(ビタミンB6に関しての記事はこちら: 葉酸だけじゃない!妊娠中に摂取すべき栄養素〇〇  )
(亜鉛に関しての記事はこちら: 妊娠初期の胎児の成長に欠かせない意外な栄養素とは?
(マグネシウムに関しての記事はこちら: 胎児の骨や歯の形成に欠かせない、妊婦さんが摂るべき栄養素



― 銅の働き:血中コレステロールの調整、脳代謝と脳内化学物質の生成、病気に対する免疫力強化、神経機能、ビタミンCを酸化させる、皮膚を色素沈着させる、毛髪構造

銅を多く含む食材:乾燥豆、エンドウ豆、レンティル豆、レバー、キドニー、ナッツ、牡蠣
(注意:食材中の銅の含有量は、野菜の育つ土や、家畜の食する放牧地の草、食物が加工される水の銅の含有量によります。)

銅欠乏症を引き起こす要因:亜鉛・ビタミンC
またはカルシウムの摂取過多、水銀・鉛・硫化物の曝露、生肉の摂取、金属製の水道管(通常は銅製だが古いイギリス家屋では金属製の可能性がある。銅製の水道管の場合、銅の溶解度は温度が高い程上がるためお湯の方がより沢山の銅を含む。)
(筆者エミ訳)




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ISBN-10: 0443073929
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肝臓に貯蔵された鉄を利用するために必要とされている銅。
妊娠中の貧血対策に、鉄だけでなく併せて銅も摂りたいですね


日本人の一般的な食生活であれば、銅欠乏症の心配はあまりないと言われています。


しかしながら、銅欠乏症の要因として「亜鉛・ビタミンC・カルシウムの摂取過多」が挙がっているのが驚きです


どれも、こちらのブログでもご紹介した“妊娠中に摂取すべき栄養素”です


また、貧血対策として欠かせない銅ですが、「ビタミンCを酸化させる」「皮膚を色素沈着させる」といった、マイナス面の働きもあります


やはり、何でも摂取のし過ぎは避けることが賢明です。
なるべく幅広く満遍なく、様々な栄養素を摂取できるよう心掛けたいですね


・・・そうは言っても、辛いつわり中は難しいのが現実です。
まずは知識として頭の片隅に入れておいてください。
つわりが少しでも落ち着いたとき、参考になったら嬉しいです





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