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妊娠線ができる、
ほくろやそばかすが濃くなる、
日焼けしやすい、
・・・
妊娠中の美容面への不安の中で、肌に関するトラブルはけっこう多いですよね
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出産後に自然と改善される害のないものはあまり気にしなくて良いかもしれませんが、中には妊婦さん自身や胎児に害があったり、出産後も残ってしまうものもあります
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それに、妊娠中だってなるべくキレイでいたいですよね
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正しい知識とケアで、妊娠中特有の肌トラブルに打ち勝ちましょう
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英国マタニティケアの第一人者であるデニス女史は著書の中で、妊婦さんの美容についてマイナス面やその対策だけでなくプラス面も教えてくれています。
今回は、「肌」について。
― ・体重増加により皮膚が伸び、妊娠線が出来ることがしばしばあります。妊娠線は出産後薄くなりますが、残念ながら消えることはありません。妊娠線予防用のクリームも皮膚組織の下層まで浸透することは出来ないため、妊娠線を完全に防ぐ方法はほとんどありませんが、体重のコントロールが助けとなるかもしれません。ビタミンを多く含む新鮮な食材を食べること、肌の水分量を保つよう出来るだけ多くの水を飲むことを心掛けましょう。
・ホルモンの影響を受けメラニンによる色素沈着が増加します。白色人種の女性は頑張って焼こうとしなくても日に当たるだけで十分日焼けするかもしれません。日焼け止めクリームを使用し皮膚が赤くなってしまわないよう注意しましょう。日焼け用ベッドで焼くことはお勧め出来ません。UVにさらされ過ぎると妊婦さんや胎児に不利に影響し得る葉酸欠乏症を招く恐れがあります。
・皮膚が通常より繊細になっているためアレルギー反応が起こりやすくなっています。日焼けに見せる商品は妊娠中比較的安全ですが、使用の際には皮膚が焼け過ぎないようやはり日焼け止めクリームを併用することが必要でしょう。
・ほくろやそばかすも濃くなります。ほくろが出血したり、赤くなったり、触れると痛くなったり、形や大きさが変わったりしたら医師に相談しましょう。
・肌は繊細になるため、低刺激性の美容商品を使用しましょう。
・妊娠中はセルライトが増える可能性がありますが、出産後、とくに赤ちゃんへ母乳を与える場合は通常改善されます。
・時々洋服とこすれる部分に小さな軟性線維腫が出来る場合があります。妊娠によるホルモンの変化で急激に胸の皮膚が伸びるため、ブラのアンダー部分には注意が必要です。軟性線維腫は通常問題なく、出産後には消えますが、乳管の発達する部分を圧迫してしまうワイヤー入りのブラは避けるべきでしょう。
(筆者エミ訳)
Denise Tiran 『Have a Happy Pregnancy』(2011, Hodder & Stoughton)
ISBN-10: 1444100963
ISBN-13: 978-1444100969
Have a Happy Pregnancy (Teach Yourself)/Hodder & Stoughton
- ¥1,862
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「日焼けしやすい」がプラス面として挙がっていますが、昨今の日本人女性にとってはこれもマイナス面に入ってしまうのではないでしょうか・・・
となると、今回の「肌」に関しては、残念ながら妊娠したことでのプラス面はあまりないようです
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しかも、重要性が盛んに言われている「葉酸」、UVによって欠乏してしまう可能性があるのです
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気を付けましょう。
私自身、第一子の妊娠で、妊娠線予防クリームを使用していたものの、結局妊娠線は出来てしまいました
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体重は妊娠後期に「もう少し増やすべき」と指導されるくらいの増加量だったにも関わらず、です。
デニス女史が「完全に防ぐ方法はほとんどない」と仰っているのを知って納得しました。
とはいえ、私の妊娠線はあまり目立たないため、やはり予防クリームを使用していて良かったと思っています。
今となっては、お腹の中で娘を育てた勲章です
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妊娠線予防としても挙がっているビタミンや水分の摂取は、つわり対策としてもなるべく意識したいところ。
無理のない範囲で身体のケアを続けましょう
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