本当にあったヒドイ話(1) | ウル虎のぉと

ウル虎のぉと

そのときそのとき興味のあることを

過去にピグ寄席の有名人で、施設寄席を開設している方がいました。

寄席はどうしても荒らしが来たり、子供が多くてカオス状態になるため、

純粋に大喜利が楽しめないから私設寄席を開設したとのこと。

いかにも寄席小屋っぽい和風な部屋に仕立て上げ、

ほぼ毎日のように大喜利イベントを開催している方でした。


その私設寄席は、毎回入室待ち行列が発生するほどの賑わいぶり。

私も最初は「なるほど、ここまでしてちゃんと大喜利をやりたがるなんて、

熱心な人だなあ」と感心しておりました。

しかし、何度か足を運ぶたびに「アレレレレ?」と感じることがしばしば

起こるようになってきたのです。


たしかにここなら荒らしはいない。

荒らしまがいのヤツが来たとしても、個人の部屋なので主が追い出す。

うん、寄席より快適…のはずが、な~んか居づらい雰囲気なのです。


その原因は…はっきり言って、そこに集まってるメンツのレベルが、

寄席の常連メンバーと比べて格段に低かったからです。

面白くもなんともないレベルの低い回答でゲラゲラ笑ってるし、

面白い回答には無反応。

さてはここのメンバー、何が面白いのかを理解できないんだな…


たしかに、初心者向けには良いのかもしれません。

雰囲気もありますし、司会の練習もできますから。

でも私からしたら、おままごとにしか見えませんでした。


よく考えてみると、寄席が荒れてしまうパターンで一番多いのが、

ヘタクソな大喜利をやっているときなんです。

巧い人がやっていたら、盛り上がって荒れる雰囲気になりませんから。


荒れるということは、ヘタクソな大喜利をやっていた証拠じゃないのか?

寄席でウケないから、ここで傷を舐め合ってるだけじゃないのか?

次第にそう思えてくるようになったのです。


なので私は、そこの連中とは絡まないでおこうと心がけていた矢先、

私が所属していた2つの大喜利系コミュに、その私設寄席主宰者が

突如として入部してきたのです。



~つづく~