どうでも良いこととわかっていながら、どうしてもこだわってしまうことが、人それぞれにあると思います。

 

わかっちゃいるけど、やめらんね~。
わかっちゃいるけど、はずせない。

 

出張サラリーマンとして、ホテルについて、こだわっていることが幾つかありまして。

 

【その1】
洗面とシャワーのお湯と水をひねるハンドルが兼用になっていて一箇所しかないホテルはよろしく無い。
宿泊客に少しでも便利で快適に過ごして欲しいという心遣いよりも、設備を簡素化してコストをかけないことを優先させているのではないか、と感じてしまうのです。
このタイプの設備にありがちなのが、洗面所の蛇口が長すぎて使い辛いとか、シャワーヘッドが節水を優先するあまりシャワーの水量が限られていたりと、関連して感じる不便が少なくありません。
ハンドルが兼用になっていても機能としては何ら問題は無いのですが、
洗面とシャワーのハンドルがそれぞれ別個になっているホテルでは、
シャワーの温度設定ができるようになっていたり、水量や水勢を調節できたり、洗面のお湯と水のハンドルが一体化されて水温調節が楽にできるようになっていたりと、少しでも快適をというホテルの気遣いを感じます。
機能性重視のホテルもある一方で、ビジネスタイプのホテルであっても、洗面とシャワールームとトイレが三箇所個別になっているホテルもあります。
 


機能性重視という意味では、バスタブをなくして、シャワーしかないホテルもありますが、シャワーの位置や水勢の調整が変幻自在にできたりと、これはこれで相応の利便性を考えながらスペースコストの節約して低価格化を実現するという、顧客とホテル双方に利点を考え抜いた結果であるとも思えます。

 


いずれにせよ、歳取ったから故のこだわりなのかもしれませんが。

 

【その2】
部屋と洗面兼シャワー室の間に段差がある。
これも、おそらくは設計時の宿泊客への心遣いの無さに起因するものと思います。不便というよりも危険とも思えることで、快適なホテルは、できる限り部屋の中には段差が無いように配慮されています。

 

【その3】
いかにも安物の石鹸やシャワーを用意している。
以前にも書きましたが、こと此処にいたっては、安く泊まることが出来れば、それでいいだろう、と言わんばかりの姿勢が垣間見えます。
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今週は東京・神田駅に近いビジネスホテルに宿泊する機会があり、交通の便も良く、価格も手頃で、期待しての宿泊ではありましたが、何が悪いということは決して無いのですが、残念ながら、これらの個人的なこだわりには満足が得られなかったこともあり、こんなことを書いてしまいました。

 

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