警告の「ウェルカム・ブルース」がクセになるかもしれません。

 
テレビの生演奏歌番組でよく見かける

 某有名ドラマーとは、村石雅行さんです(別に村石さんが何か悪いことをしているのではないので、誤解のないように!)。
  私は村石さんのドラムのファンでして、私がFNS歌謡祭を見ているのは、いろいろな曲を村石バージョンで聞きたいからといっても過言ではありません。
 
Wikipediaにあった公式サイトへのリンク

 ウィキペディアの「村石雅行」の項目の最後に、外部リンクとして「公式サイト M.Muraishi on Drums(http://ds.muraishi.info/)」のリンクがはってあります(2017年2月5日現在)。 
 
 実は、公式サイトは既に別のURLへ移転しており、このリンクは古いままになっているのです。 
 
 この古いアドレスを何者かが取得して、悪用しているのでしょう。 
 
 リンクをクリックしたところ、別のURLへ飛ばされ、突然「Windowsセキュリティの重要な警告」というポップアップウィンドウが表示されました。
 
 
「Windowsセキュリティの重要な警告」

 内容は次のとおりです。
 Windowsセキュリティの重要な警告
 
Windowsセキュリティ&アンチウイルスサービスでエラーが発生しました。 
 
フリーダイヤル
 
お使いのシステムのオンライン診断結果
 
Windowsは、お使いのシステム上で可能な主要なレジストリの障害を検出した可能性があります。
 
詳細については、フリーダイヤル:(03)-4578-9247 で、カスタマーサポートにお問い合わせください。
 
----------------------------------
 (03)-4578-9247 のWindowsサポートにお問い合わせください。
----------------------------------
個人情報露出発生リスクの可能性
クレジットカード情報や銀行情報。
電子メールのパスワード、その他のアカウントのパスワード 個人Facebook、Skype、AIM、ICQおよびその他のチャットログ
 
プライベート/家族の写真やその他の機密ファイル
 
ウェブカメラ、VPN、ウイルス、ストーカーによってリモートでアクセス
すぐに問題を修正し、データの損失を防ぐためにフリーダイヤル:(03)-4578-9247 のWindowsサポートにお問い合わせください。
 
同様の報告多数あり

 悪質な釣りサイトであることはすぐに分かりましたが、ウィンドウを閉じても再び表示されるループ状態のため、タスクマネージャからブラウザを強制終了するしかありません。
 
 情報がないか、ググってみるとやはり同じ症状が多数報告されていました。
 この電話番号にかけると、外国人がでて、ソフトをダウンロードするように誘導されるそうです。 
 
 そして、この画面が出ると「ピーピー」という警告音がでて、訪れた人を不安にさせるとのこと。
 私はこの画面が出てきたときには音を消していたので、それには気づきませんでした。
 
 ・・・そう言われるともう一回やってみたいですよね。
 
ピーピー音のタイトル・ジャンルは?

 同じ手順で同じサイトに行ってみました。今度はイヤホンをつなげて、音を聞きます。
 
 すると!情報通り、ピーピーという音がひたすら流れ続けました。
 
 このページのソースをみると、mp3をループで再生していることがわかります。
 
 
 そのmp3の名前はなんと「welcome.mp3」。
 歓迎してくれているようです。
 
 キャッシュでそのmp3を探したら、ありました。
 
 
 曲の長さは1秒。「ピーピー」と流れるだけです。これがひたすらループ再生されるわけですね。
 
 なんとジャンルは「Blues」だそうです。
 あの音は、ウェルカム・ブルースだったのです。
 
 この音、なんとなく中毒性があるようにも感じてきました。
 ということでウェルカム・ブルースをエンドレスで聞きながらこの記事をテキストエディタで書いているのであります。
 
気をつけましょう

なんにせよ、変なサイトには騙されないようしましょう。
 
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(2017.05.07追記)
Wikipediaを確認したところ、現行の公式ページへのリンクが貼られていました。旧サイトのリンクも残されていますが、上記の現象は起こりません。
なお、本記事のタイトルは当初「某ドラマーのWikipediaから公式サイトに飛んだら悪質なサイトへ繋がった」でしたが、村石さんが悪いことをしているかのような印象を与えかねないので一部修正しました。
クリックがダブルクリックになってしまう
 

 ロジクールのトラックボールマウス「m570t」を愛用しています。大変気に入っていたのですが、ここ数日で、左クリックを1回押すと、ダブルクリックをした状態になってしまうことが多くなりました。

 

 ファイルをドラッグしようとしただけなのに開いてしまったり(特にファイルを複数選択していると悲惨な目に・・・)、エクセルで範囲指定しようとしてもセルの内容入力になってしまったりと、大変困っています。

 
チャタリング?
 

 ググってみたら、このような現象をチャタリングというらしい。詳しい原理はわかりません。

 

 「m570tはチャタリングが起きやすい」という記事もありました。私が購入したのは2015年の8月、もうすぐ1年半が経つ時期です。「ご多分に漏れず」ということなのでしょうか。

 
あっさり諦める
 

 私はレシートや説明書はすぐに捨ててしまうタイプだったので、今回も保証書等は何も残っていませんでした。

 

 「ロジクールのサポートは神対応」「保証書がなくても大丈夫だった」という記事が多かった(しかし、最近は「ここ数ヶ月のサポートはダメダメ」という記事も散見されました)んですが、「疑われるかも」と心配になってしまうので私は潔く諦めることにします。

 

 これを機に新しいものを試してみましょうかね。

マイナポータル稼働

 

 2017年1月から使えるようになりました。せっかくマイナンバーカードを作ったので、早速使ってみることにしました。

 

マイナンバーカードとICカードリーダが必須

 

 カードはありますが、カードリーダーは持ってなかったので、買ってきました。SONYの「PaSoRi RC-S380」。


 電気屋にはいくつか種類がありましたが、今の時期だとだいたいマイナンバーカード対応かどうか書いてあるので、その点は心配はいらないでしょう。

 

ログインがかなり面倒

 

 単純にカードリーダをPCに接続すればよいというわけではありませんでした。

 

いろんなものを(3~4つくらい)インストールして、
そのたびに再起動を要求されて、
それでも「動作環境がダメだ」とか言われ続けて、
「あと何をすればいいのさ?」とヤケクソになりそうです。

 

 ようやく動作環境にOKが出たと思ったら、今度はパスワード入力を求められる。

 

 パスワード・・・。そういえばカードを作った時に設定したけど、それを書いた紙はいずこへ・・・。

 

 部屋の中を探索するのに、十数分。

 

 紙を見つけて、ようやくログイン成功。なんやかんやでICカードリーダの箱を開封してからマイナポータルにログインするまで40分くらいかかってしまった。

 

 パソコンに詳しい人ならもっとスムースに導入できるんでしょうけど、そうでない人はログインすらできないのではと不安になりました。
 今後、巧妙な偽サイトが出現して「マイナポータルを使うにはこれをダウンロードしてください」と、悪意のあるプログラムをダウンロードさせられる被害が多発する予感がしますね。

 いや、そもそもカードが普及してないから大丈夫ですね、きっと。

 

 ちなみに、私(Windows環境)が普段使っているブラウザは「Google Chrome」ですが、マイナポータルは使えません。
 「推奨しないけど、あとは自己責任で」というレベルではなくて、ログインパスワードの入力画面に行くことができません。

 

現段階ではログインしても何もすることはない

 

 本格稼働は7月からの予定ですので、今、マイナポータルで何かができるということは特段ないようです。
 7月を期待して待つことにします。

 

 

 マイナンバーカードの普及率が非常に低いという報道がありましたが、当然でしょう。現段階では特に利点がないのですから。
 

 

 私は申請して入手しましたが、その理由は第一に身分証明書として使いたかったからです。私は運転免許をもっていないので、写真入りの公的な身分証明書が無料でできたのは非常にありがたい。
 第二には、職場でマイナンバーを扱う部署にいるので、興味があるということ。実際に使ってみたほうが、他の社員から問い合わせがあった時に答えやすいと思います。