一昨日(2019年10月11日)、野球中継をみていて、球審が牧田氏だったので、思い出したちょっと前の出来事をひとつ。
2019年8月31日の阪神-巨人戦で、代打のアナウンスがなく、1球投じてから気づき、後からアナウンスされたということがありました。
(本ブログ記事:【阪神・大山】代打のアナウンスが無かった場合の記録は?)
珍しいこともあるもんだと思ったのですが、それから1ヶ月も経っていない2019年9月22日。
またもや、同じことがありました。
ヤクルト-巨人戦(神宮)、6回表一死ランナー無し。
ゲレーロに代わって、代打阿部が打席に入りました。
巨人応援団からは「September」の演奏。いつもの光景です。
1球投じたあと、牧田球審がキョロキョロする奇妙な動きがテレビに映し出されます。
実況も「まだアナウンスされていないんですよね」と気づいていた様子?
その後、「代打阿部」の場内アナウンスがあったのでした。
もしかしてよくあることなんでしょうか。
前回と共通しているのは、「代打前のバッターのアナウンスもない」ことです。
今回で言えば「5番 レフト ゲレーロ」という通常のアナウンスがないのです。
つまり、単純にアナウンス係に伝わっていないのではない。
打者が代わっているのは解るんだけど、球審からの指示が曖昧で、そのままグラウンドでプレーが進行してしまったのではないでしょうか。
確かに、テレビ中継でよく見かけるのは、流れが省力化されている光景です。
(1)監督が球審に代打を告げる(ジェスチャーだけのこともよくある)。
(2)球審がアナウンス席に目線を投げ、選手を指差して「代打コイツ」的なニュアンスを伝える。
(3)アナウンス係が場内アナウンスする
これがうまく噛合えばスピーディーですし良いと思いますけど、こう短期間でミスが続いてしまうとね・・・。
せめて、実際のアナウンスがされたことを審判がしっかり確認すべきでしょう。
あと、「ビジターチームの打席であること」もあるかもしれません。
ホームチームの選手の打席は、登場曲が流され、大スクリーンに固有の紹介ビデオが映し出されます。
それがなければさすがに変だとだれもが気づきやすい。
しかし、ビジター選手は「●番、どこどこ、だれだれ」と読み上げられるだけ。
だから、気づかずにそのまま進んでしまうのかもしれません。