愛せるもの
愛してしまうもの

愛せないわけじゃない
あたしの世界の住民は皆


それなのに
うだつのあがらない
あたしは無知なだだっ子なの


すべてに愛されたくて

正しいとか
優しいとか
おもしろいとか
魅力的な場面は
保(も)たないわ


あなたが思うよりも
沢山をあいしてるよ
むりがある世界を受け入れて
たまに泣きたくなるだけ
「分かって」なんて言わないよ
言葉にしないよ
思ってるんだけど
だから
あんまり責めないで



たまに息継ぎも必要だ



伝わるもの
伝えるべきもの

伝えたいものばかり
あたしの世界の子供たち皆


それなのに
口を閉ざしてみる
あたしは無知な気まぐれなの


すべてに知ってほしくて

言動とか
行動とか
感覚でさえ
自分でもそのすべて
持てないわ


あなたが思うよりも
沢山をあいしてるよ
むりがある言葉を押し付けて
たまに泣きたくなるだけ
「ごめんね」なんて言えないよ
まだ言葉にできないよ
思ってるんだけど
だから
あんまり責めないで



泳ぎ切ったら抱き締めて
そう思っては
途中で
また甘えてしまう



あなたが思うよりも
沢山をあいしてるよ
むりがある世界を受け入れて
たまに泣きたくなるだけ
「分かって」なんて言わないよ
言葉にしないよ
思ってるんだけど
だから
あんまり責めないでよ



あいしてるよ
知ってほしいんだ
あいしてね



知らないままだったなら
どれだけ良かったか
なんて どうしようもないことしか浮かばない

苦しくなったことや
嬉しくなったこと

数え切れないで
このまま薄れてくの?

踏み出せないままページを破るの?
そんな勇気あるなら良かった

今すぐにだって
知ってもらえるようにペンを取る
そんな勇気あるなら良かった



癖のついたページがまた
閉じたそばから
勝手に開き出す

白紙の本に映る
あなたの顔や声が
消せないように
描かれてく
どう足掻いても
今はもう閉じない


物語は
私を惑わして
くる日も踊る
疲れたり
諦めてみたりして


閉じたそばから
勝手に開き出す

白紙の本に映る
あなたの顔や声が
消せないように
描かれてく
どう足掻いても
今はもう閉じない
もう閉じない
もう閉じないで
繋いだコラージュ
道ができて
私の手で壊してしまった

取り返しのつかない道だと思った

引き返せない道だと思った

朝が来ても
忘れられない
取り憑く闇を振り切ることは
私にしかできないはずなのに
あなたが結び付けてくれた



気付いたのは
やっぱりあなた
気付かせたのは
やっぱりあなた

最後ならいつでも迎えられる

繋いでて
一人にならないように