拘束された時間を消費するためだけの日々

遠い期待に
色褪せていく瞳が霞む

どれほど耐えれば近付けるのかと
手を伸ばして空虚を掴む
指先はひどく冷えていく



僕等は
戦えないわけじゃない

戦わないわけじゃない

だけど
黙殺される叫びは
何かを恐れて
その脚部を雁字搦めにする



僕等の足が直立のみのためならば
関節は不要だ

僕等の足が踏み止まるためなら
バネなどいらないだろ



ただ一瞬だけ無知になれればいい

恐怖に忘却を


逃走に使用するくらいなら

束縛する妄想を蹴り飛ばす力を


前進のための足だと証明してくれよ




きっとキミは笑うよ

僕の小さな世間体も

打ち砕かれるような悲しみにも

静かに目を閉じて



きっとキミは笑うよ

僕の小さな企みさえ

不安が押し寄せる秘密の夜も

優しく目を細め





呆れられてもいい
バカにされてもいい

そんな心の広い人間じゃないけど

そんなことさえ思うんだ
最近は



キミはいつでも小さな僕を

広い世界の日の光に

強い日差しの遮光材に

それほどに

すぐそばに



そして

キミにとっても

僕がそうであればいい



そんなことを思っているだけで

また

キミは笑う




すべてには終わりがあるでしょう?



君は終わりの見えない空を見てそう言うから

僕はうまく頷けなかったんだ



ねぇ 君にはあの空の果てが見えているの?

僕にも見せて

その目に映る切なさは
僕の中で少しずつ
空の色を変えていく





僕らにも終わりがくるでしょう



君は終わりがあるから愛しいんだと言うから

僕は永遠さえ愛したんだ



ねぇ 君にはこの愛の果てが見えるの?

なら目を閉じて

その目に映る儚さが
僕の中で少しずつ
君の色を変えていく





願ってみても
理屈つけても

やっぱり変わらないものは動きようもなくて

でもそれは同時に

変わらないものもあることを証明してる

どんなことがあっても



そして



移り変わっていく流れの中で
波と共に
時に逆らいながら
終わりまで一緒にいよう



どんな色にもなる可能性を

たくさん見ていきたいんだ