それはホントにそうなのか
それともそう見えるだけなのか
まだ私には正面しか見えないから断言を避けておくよ





完璧主義を決め込んで
未完成にも辿り着けない
憐れみを受けることもない隠された慙愧

バランスをとるためにバランスは崩されてく

失敗作の並列にロジックにかまけた瘡蓋を付着させて消滅を図る

短針の回転を只管に待つだけ

優先順位は未だ見定められず
平行感覚は悪化していった



倒れる





直線を描けない
歪さに諦めを這わす

失うはずの手に
与えられていく全て

それでも箱はまだ
廃棄が可能なものを拘束し続けている
両脚が限界を告げてる

必ず残るから
その腕を解(ほど)いて



未来の後悔を救って




まだ 君を信じきれない
僕を、許して


癒えてく時間に浸かるのは
意外と痛いもんなんだ

この先に君が、見える

そんな気配、今。




まだ 君を疑ってしまう
僕を、許さないで


冷えてく空気に耐えるのは
意外と凍みるもんなんだ

この先で君に、届く

そんな気持ち、今。





そうして
何度だって 誓ってきた想いを
破ってはなかったことにして
先を急ぐふりをして

纏わり付いて取れない

安いプライドが声を奪って

叫びさえも留まってる

もう抜け出すから、聞いて。



ホントハ ズット コワカッタ





またひとりを味わうとしても
何かを失うとしても
信じたものを後悔することはない

君がいてくれなきゃ悲しみに俯く日もなかったけど
たまには足元も見ておくべきだ

覚えてることに苦しんでも
忘れることでは忘れられない

それならいっそ、君と。



新しい物語で続きを、



まだ僕を、知らないで。




あたしだけのものになって

口にできる訳などない言の葉がまた胸に閊(つか)えて渦巻く嵐

午前2時





貴方は容易に平行に爪先を向け
あたしの手を取る
あたしは踵を返し その手を振り払う

現実とは程遠い夢想の世界で
掠めることさえ皆無の願望が乱舞
窮屈な部屋に充満して噎(むせ)ぶわ



邪な感情が貴方の香煙から
あたしの肺に雪崩込んで居座っている
唸る様に潜む鼓動

今暫し待て

今宵の闇夜を耐え忍ぶ月夜烏と共に

恩情の還る光を待つ

午前3時