諦める理由なんて、いくらでもあった。


思うように動かない体。
言葉にならない声。


昨日まで当たり前にできていたことが、
ある日、できなくなった。


伝えたいのに、伝えられない。
その孤独は、深く、暗い。

悔しくて、泣いた。
何度も、何度も。


それでも——

消えないものがあった。


小さくても、確かにそこにある光。

「まだ…諦めたくない…」


だから決めた。
このまま終わらないって。


出来ないなら、出来るまでやる。
どれだけ時間がかかってもいい。

昨日より、ほんの少しでいい。
前に進む。


ある日、ほんの少しだけ指が動いた。

それだけで、世界が変わった。

「できた」


その事実が、

暗く立ちこめていた絶望を押し返し、
光が、確かに強く輝きはじめた。


言葉も、少しずつ戻ってきた。
一音。ひとこと。

うまく話せなくてもいい。
伝わった、その瞬間がすべてだった。



小さな「できること」を幾重にも重ねて、
自信を積み上げてきた。


そして今——
私は、両手でキーボードを打っている。

仕事で役に立ってると思えてきた。


完璧じゃない。
でも、ここまで来た。


あの時、諦めなくてよかったと
心から思える。


昨日より1秒。
それだけでいい。

その1秒は、確実に未来を変えている。


どんなに小さくてもいい。
その一歩は、ちゃんと前に進んでいる。


光は、最初は見えないくらい小さい。

でも、消さなければいい。


続けていけば、必ず強い自分になる。


そして気づいた時には——
ちゃんと、自分の道になっている。


出来るかどうかじゃない。

やるか、やらないか。


わからなくてもいい。
進めば、道はあとから見えてくる。


あの時の私に、何度も言い続けた。

「絶望に負けるな」って。

「もう一歩だけ」って。


その一歩は、
未来を変える一歩だから。


出来ないと思っていたときは、

出来ない理由ばかり考えていた。


根拠なんてないけど、
ただ「出来る」と言ったら、

「やれる」と思ったら、

出来る方法を探していた。


自分が言った言葉が、

少しずつ世界の色を変えていった。


言葉は……

現実を動かすきっかけになる。


言葉や思いが選択を変え、

その積み重ねが現実になる。


私はこれからも願いつづける。

笑っていられるようにニコニコ


最後まで読んで頂きありがとうございました。