脳梗塞になってから4年経過した。
発症してから3年目は仕事の事を書いていました。
思えば、脳梗塞を発症してから2年目のとき、
私は2つの目標を立てました。
そして今、やっと「なんとなくできる」
と思えるところまで来ました。
麻痺の回復の記録として、目標がどうなったか
残しておきたいと思います。
全く出来ていなかったわけではない。
でも自分が満足するレベルには到底なかっただけ。
ブラインドタッチが出来るようになる
ちょっとなら、出来るようになった。
もともと病気になる前は苦手な分野だった。
だからなんとなくでも出来るようになったのなら
満足です![]()
特に変化を感じたのは、右手の薬指と小指。
この2本を連続で使うときにあった違和感が、ほとんどなくなりました。
うまく言えないのですが、
まるでコーヒーや砂糖入りの飲み物をこぼしたキーボードを打っているような感覚でした。
・キーが重い
・反応が遅れる
・1回押したつもりが2回入力される
そんな状態で、「1回だけ押す」という動作にも、少し気合いが必要でした。
さらに、指ごとの感覚もバラバラで、
同じ力で押しているはずなのに、
指によって「押せている感じ」が違う。
特に薬指や小指を使うと、バランスが崩れて違和感が強くなる。
そんな状態でした。
リハビリの先生が、
「ピアノはいいリハビリになるよ」
と言っていた意味を、今はわかります。
指をそれぞれ独立して、
思い通りに動かす必要がある。
とてもいい練習になるんだと思います。
そして4年経った今。
あの「砂糖まみれのキーボード」のような感覚は、ほとんどなくなりました。
どの指でも、1回押せばちゃんと1回入力される。
力加減をいちいち考えなくても、自然に打てる。
3年目の時は最初は調子がよくても、
だんだん打てなくなる――
そんな感覚も、かなり減ってきました。
仕事を始めたので、
8時間思い通りにキーボードを打てるが目標だった。
リハビリの先生が言ってたとおり、
あとは「慣れてくしかない!」
という段階です。
完璧じゃなくても、自分が納得できれば、
とりあえず目標は達成と思ってます![]()
マッサージが出来るようになる。
これも出来なかったけど、
肩が凝ってるから軽く揉んであげる。
背中にベビーオイルをつけて、背骨に沿って押し流す。
周りの筋肉を揉んだり、押したりしながら、
固くなった筋肉を柔らかくなるまで、繰り返す。
ぐらいは出来るようになった。
まだ指が疲れてしまうけど、目標としていた動作が出来るようになった。
テーブルを指一本だけで力を入れる練習をしてた。
最初は力を入れるとブルブルと手が震えて、
力がこめられなかった。
最初はゆっくり少しずつ。
親指 → 人差し指 → 中指…と順番に練習し、
少しずつ力の強さや持続時間を増やしていきました。
その積み重ねで、少しずつできることが増えていきました。
マッサージ出来るようになりたいって、
挑戦してたらなんとなく出来るようになった。
さすがに全身60分のマッサージは難しいので、
そこはお金を出してプロにお願いしています![]()
その他、出来るようになったこと
熱い味噌汁をお椀に入れて、
両手でもって、運ぶこと!!
これが、夢だった![]()
左手で味噌汁をもった状態で、
右手で置く動作。
最初はできなくて。。
両手で持つ事はできても、
指が正しく配置出来てないと、
指の位置が少しでもズレると、零したり、
熱さに耐えられなかったり、
バランスを崩したりしてしまう![]()
右手でちゃんと持つ為には、
正しい手の形を作って、
それを維持する必要がありました。
持つ形がしっかりしてないと、最後まで運べない。
親指の角度、手の形を意識して、それを維持して、
足元にも気をつける。
から始めた。
どうすれば持ったお椀を置けるのか![]()
無意識でやってるから
わからなくて左手でやってみて、
右手で同じ動作をしてみるんだけど…。
右手だと、なぜか同じようにできない。
試行錯誤の中で気づいたのは、
親指で軽く押しながら、他の指を少しずつ動かしていく、
その細かい繰り返しが必要だということでした。
「どんな動きをしたいのか」
「そのために何をすればいいのか」
それを理解して、あとは繰り返す。
少しずつ、何度も。
そして今は――
無意識で両手でお椀を持ち、
左手に持ったお椀を溢さず、
右手ですんなり置けるようになりました![]()
以前は何気なくやっていた動作を、
ひとつひとつ取り戻していく。
今は「できるようになったこと」に
素直に喜びを感じています![]()
読んでいただきありがとうございました。
