そらす、流す、忘れる。それから…

あまり考え過ぎない事も必要ですよね。

突き詰めたからといって解決するわけでもない。

苦しいと思う事から気をそらして、

受け流して、

忘れてしまうことは、

とてもいいことだと思います。

それは問題の先送りじゃなくて、

こだわりすぎても、

意味がない事が往々にしてあると、実感するからです。

過食したいと思っても、

とりあえず普通にごはんをつくって忘れてみる。

たくさんものを買わないで、

とりあえず買わないで、

帰ってみる。

そういうふうになれるには、

時間も必要だし、

意思だけではできない。

行動ひとつひとつを積み重ねて、

過食しない、という習慣をつくる。

毎日繰り返していると、

過食の衝動もおさまる。

とりあえず違う事に意識を向けようという、

という習慣も、

続けていれば、

当たり前になる。

そらして、

流して、

忘れる。

それが当たり前になれば、

過食も少なく、

そして完全になくなっていける。

それに、

そうやって自分を変えていこうとする力は、

他にもいい影響を及ぼしてくれる。

何かに挑戦できたり、

根気強くなれたり、

楽しいことを楽しいと思えたり。

過食は、是非直して欲しいです。

過食は、悲しみを癒してくれることはないし、

一時的にはそうであっても、

長期的にはそうならない。

結果論かもしれませんが、やっぱり、そう思ってしまいます。

生理の不調を整えること

過食嘔吐に悩んでいた当時には自覚していなかった、生理周期の話です。

1ヶ月サイクルで調子が良くなったり悪くなったりしていた事に、生理が関係していたと今思います。
自覚していなかったのでずっとそれらしい対策をしていませんでした。
今は漢方薬を飲んでいて、もう1年になり、とても効いて、劇的とも言える効果で、気持ちの浮き沈みはあるもののずいぶん良くなりました。

産婦人科にかかって、生理が重い事を相談すると、漢方の先生を紹介され、身体を温めるようにとか、果物を摂るようにとか、色々アドバイスを受けながら調整してきました。

すると今でも時々起こる過食衝動は生理のせいだった事も沢山あったと思えます。

健康の為、普段炭水化物や糖を少なめにして過ごしていて、そうすぐに手が伸びることもないのですが、生理直前に炭水化物3食の事もあります。
こういう時は理性でコントロールしないようにしています。
生理が来るんだなと、サインだけ受け取ろうと思っています。

もっとも普段から、特に食に関してはあまり頭で考えずに、身体の為になるものという視点で選びます。
理性でどうにかするより、潜在意識を変えるというか、本当に選びたい・元気になる・気分のよい選択をしたいと思っていたので、少しずつそうなっていけたと思います。
過食嘔吐はツライと思っているのだから、何も沢山食べなくてもいいか…と冷静になれたり…。
自然にそういう選択を出来るように・苦しむ事を自らすすんでやらないようになりたかった。

そうなれたのも、生理を理解したからと思います。

夜眠くなるのと同じように、仕方がない。
あまりにひどいなら、私のように生理にまつわる不調を改善するのもひとつ過食嘔吐を止められるようになる有効な選択肢かなと思います。

健康になれば不調も減るし、明るくなる。
過食嘔吐も止められる。

当事者の方は本当にお辛いと思いますが、ぜひ生理について考えてみて下さい。

過去の記事を振り返って

久しぶりに自分が書いたブログを見ました。

昔と変わったことも沢山あり、過食嘔吐もここ3年でほぼ無くなったくらいになりました。

前に書いた記事は、まだ治ってすぐくらいでしたが、毎日のように過食嘔吐をしていた日々からやっと抜けて落ち着いた頃だったかな？と思います。
過食嘔吐の真っ最中ならただの結果論みたいに見えるようでもあるけれど、行動して気持ちが変わることもあり、実際気が向かなくてもやってみたらよかったという事は、生きている証拠のようにも思えます。
だから今過食嘔吐に苦しんでいる人に、読んで欲しいなと今でも思います。

買おうと思っていなかったものの良さを知って、いいなと思い買ってみてさらに良さを知るような、ごく日常のことに似ています。
感謝してみたりという事で、変わる事もあると。