3歳の頃の私。2 | 先天性心疾患_φ(・・

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先天性心疾患患者の手術・入院生活の話、日々の話をゆる~く書いています(^^)

手術当日。

朝の8時過ぎに手術室に入り、出てきたのは19時を過ぎていたそうです。

 

母と父は待合室に入り、他のご家族も一緒に終了の知らせを待っていたんですが、呼ばれたのは一番最後でした。

 

それくらい大変な手術でしたが、その時に母は

 

「予定時間が過ぎたとしても、その間何も連絡や呼び出しが無ければ順調に進んでいるということです。」

「ですから、時間が過ぎたからといって不安にならなくて良いですよ(^^)」

 

という先生の言葉が救いとなり、長時間でしたが冷静に待つことができたそうです。

 

手術は無事に成功し、そこから1週間薬で眠らされていました。

もちろんICUでの完全管理。

 

ICUを出てからは、まだ傷は痛々しい感じで母は心配していた様ですが、子供の回復力って本当に凄いんです。

 

どんどん動けるようになって、ご飯も食べれるようになって

 

「もっと牛乳飲ましてー!足りないよー!」

 

とわがままを言って困らせた記憶があるくらい順調な回復でした(^^;)

 

今回の手術では全然ご飯が食べられませんでしたし、最初は動く気力もなかったですから、私の体はかなり年をとってしまったのでしょう…(笑)

 

そして、もうすぐで退院!という時、私は風邪をひいてしまったそうなんです。

 

先生達もいつも以上に注意を払って下さっていたんですが、ある日

 

「心臓からパリパリ音が聞こえる」

 

と言われ、様々な検査を行ったところ、血液の漏れ(逆流)があったんです。

 

手術したのに!と病院側のミスのように感じてしまいますが、心臓の手術はそんなに簡単で単純では無いんですよね。。

 

再手術はすぐに決まり、2週間後でした。

母は私の体への負担を心配し、そんなに期間をあけずにやって大丈夫なのか?と先生に確認をしたそうですが、術後の体調がかなり安定していたことと

 

「このまま期間をあけてしまう方が良くない。早めに手術しましょう。」

 

という先生の判断を信じ、予定通り2週間後に再手術をしました。