6月になり、だんだん暑くなってきた大阪です
前回は肩腱板断裂の手術の話しでしたが、
今回はその40日後に胆嚢摘出手術をした話です
11月下旬、夜中に今までに経験した事がない種類のお腹と背中の強い痛みで目が覚めました
この痛みは何
背中が痛いって怖い
これ以上痛くなったら救急車呼ぶべき
10分? 20分?ぐらい
考えてたら痛みは治ったけど
あの痛みは何だったの
1週間後、甲状腺がん定期検診日にその話をして、甲状腺の血液検査のついでに
全般的な血液検査項目を追加してもらいました
結果を見てビックリ
肝臓関係の数値がとても悪い
3ヶ月前の健康診断ではどれも正常値だったのに
腹部CT、エコー検査をした結果
[ 胆石症 ] でした
そういえば痛みが出る前に3日間旅行に行き
つまり3日間外食でご当地グルメが肉類、油物が多かったのが良くなかった
知らんけど
胆石症で痛みが出た事がある人は
手術をすすめるとの事
もう、あんな痛みは嫌やし怖いし
胆嚢摘出手術をする事になりました
肩鍵盤断裂の手術の予定があったけど
約1ヶ月経っていたら大丈夫とのこと
サッサと済ませたいし
肩の手術のあとはしばらく自粛生活(?)なので
続けてやってしまおう
と考えてしまった
全てが落ち着いた今はそれで良かった
と思えるけど
肩をかばいながらの胆嚢摘出の術後は
ストレス一杯で少々後悔してました
前日入院、全身麻酔して
腹腔鏡で1.5時間の手術
麻酔が覚めたら賑やかな病院の音が聞こえて
それと同時に少し吐気と痛みが………
以前読んだ
甲状腺癌患者&緩和ケア医師の廣橋猛先生の本に
[痛みが生じたらすぐに痛み止めを使った方がいい。
そうすると軽い痛みで済むはず。
(火事の時のボヤと同じ)]
こんな感じの事が書かれていました
私は薬嫌いで今までギリギリまで我慢して
我慢出来なくなったら薬を飲んでいたけど
今回は ボヤ作戦で行こう
と決めてました
病室戻ると同時に
「いたい… はきそう……」
「はきけどめと いたみどめをのみたい」
と訴えて飲み
6時間後、その6時間後と3回続けて飲みました
そのお陰で 術後の痛み不快感を
感じる間がなく過ごす事が出来ました
1日経つと手術をした事も忘れるくらいに
元気になり
内視鏡の手術の凄さに関心
入院後の計画書には術後4日で退院と書いてる…
最初の説明では術後2,3日で退院予定と聞いていたのですっかりその気でいたのに…
絶対早く退院したい
主治医に聞くと
「術後の血液検査の結果が良かったので
良いですよ」
ということで術後2日で退院出来ました
お腹の傷跡は最初は盛り上がってボコボコしてたけど、日が経つうちに腫れが引き平らな綺麗な縫い目になりました
そしてお腹の中側⁈から溶ける糸で縫ってるので
抜糸はありません
取った胆嚢から1%の人に癌細胞が出ることがあるので一応病理検査に出します
退院の10日後の外来診察で傷を診ていただき
病理検査結果も問題なく 終了
ただお腹の調子が悪くなる事が多く
家にいる時は気にしてないけど
外出する時は不安で
下痢止めを服用するようになりました
薬はホントよく効くけど
週5回ぐらい飲み続けても大丈夫なのか
一度お医者さんに聞かなければ
と思ってます
全身麻酔の手術を3回した私の感想
甲状腺がん 6時間の手術 3時間後離床
鍵盤断裂 1.5時間の手術 20時間後離床
胆嚢摘出術 1.5時間の手術 20時間後離床
私は甲状腺がんの手術が一番楽だった
手術の痛みは薬で我慢出来たけど
離床までの寝たきり状態は我慢出来なかった
(我慢したけどこれ以上は無理無理無理 と頭が変になりそうだった 動いた方がきっと元気になるのに…) とずっと思ってました
そして元気になって京都の老舗和菓子店
鍵善良房 四条本店 に行き
ご褒美に 綺麗な干菓子 を買って
帰りに鍵善さんプロデュースのカフェ
ZEN CAFE
でボーっとしてきました