『ワルシャワ便り』著岡崎恒夫は帰国生が海外経験から得られた気付き学びを考える際の参考になります。

●　『ワルシャワ便り』著岡崎恒夫は、帰国生が海外経験から得られた気付きや学びを考える際の参考になります。

帰国子女受験.comの齊藤です。

上智大学理工学部物質生命理工学科の、２０２６年度国際バカロレア（IB）入学試験 第1期の合格発表が１０月２日（木）にありました。

スカイプレッスン受講生、上智大学理工学部に合格です！

担当は、北海道大学医学部の張先生です。



張先生は理系科目の指導が得意です。

中学受験の算数をはじめ、高校受験数学、大学受験数学も指導できます。

また、英語力が高いので、英検やTOEFLやSATの指導もできるんですよ。

さて今回は、自己PR型の帰国子女枠入試について、お伝えします。

国際基督教大学高校（ICUHS）の２０２６年度帰国生推薦入試の出願期間は、１１月２７日（木）～１２月４日（木）となります。

出願まであと1か月を切ったので、ICUHSを受験する帰国生のみなさんは自己PRカードの完成に向けて頑張っていると思います。

ICUHSの自己PRカードを確認してみましょう。

１、国際基督教大学高等学校に入学したい理由：　日本語は９００～９５０字

２、海外生活を通して学んだこと：　日本語は６００～６５０字

３、諸活動の状況や実績について：　日本語は６００～６５０字

ICUHSの自己PRカードは、「３」→「２」→「１」の順番で作成します。

もし、国際基督教大学高校（ICUHS）の自己PRカードの書き方が分からない場合は、こちらで書き方を説明していますので、参考にしてみてくださいね。

ところで、帰国生のみなさんは「１、国際基督教大学高等学校に入学したい理由」で志望理由を述べるときに、以下のような内容を考えているかもしれません。

貴校には様々なバックグラウンドを持つ帰国生が多く集まります。彼ら彼女らから海外のことを教えてもらったり、私も自分の海外経験を伝えたりして、お互いに視野を広げられるように成長していきたいです。

仲間たちの成長に繋がるような「海外経験と、その海外経験から得られた気付きや学び」を面接官の先生に明確に伝えられる場合は、書いても良いですよね。

・現地校やインター校でクラスメイトと頻繁にグループワークに取り組んだ。
・現地校やインター校の部活がシーズン制なので、様々なスポーツに取り組んだ。
・滞在している国の都市や周辺諸国に家族とたくさん旅行した。

しかし、上記のような経験を積んでいても、何に気付いたのか、何を学んだのかを本当はよくわかっていないのに、「彼ら彼女らから海外のことを教えてもらったり、私も自分の海外経験を伝えたりしたい」などと書くと、面接試験で困ります。

面接官の先生に深堀の質問をされたら、バッチリな内容を回答ができないからです。

自己PR型の帰国子女枠入試を実施する学校は、帰国生の活動実績で評価します。

自己PR型の帰国生入試の合否判定

これまでの活動実績（学校の成績、語学資格、校内の活動、課外活動、考え方など）で合否が決まる。

考え方というのは、「海外経験から得られた気付きや学び」のことです。

そして、この「海外経験から得られた気付きや学び」を、願書やエッセイや面接試験で表現します。

国際基督教大学高校（ICUHS）を受験するみなさんは、自分のこれまで積んできた経験と向き合って考え、気付けたことや学んだことを願書と面接試験で述べてくださいね。

もし、「海外経験から得られた気付きや学び」に関して苦戦している場合は、解決方法があります。

１、自身の海外経験から得られた気付きや学びを伝えてくれている方の書籍などを参考にする。
２、「海外経験から得られた気付きや学び」について詳しい帰国子女枠入試のプロに相談する。

「１」で取り組む場合、たとえば、こちらの書籍が参考になります。



『ワルシャワ便り』著岡崎恒夫

岡崎恒夫さんは1969年からポーランドに定住されて、ワルシャワ大学日本学科で指導されてきました。

『ワルシャワ便り』には岡崎さんの「ワルシャワでの経験から得られた気付きや学び」がたくさん述べられているので、これを参考にして、自分の海外経験から得られた気付きや学びを考えるのです。

『ワルシャワ便り』の活用方法を近々記事化しますので、楽しみにしていてください。

「２」は、とても簡単です。

私、帰国子女受験.comの齊藤に相談されると良いのです。

たとえば、「海外経験から得られた気付きや学び」について、『帰国子女枠入試の面接試験で逆転合格！』のセミナーでも解説します。

「海外経験から得られた気付きや学び」を何とかしたい帰国生のみなさんは、日本時間１１月２日（日）の朝１１～１２時で開催するこのセミナーにご参加くださいね。

では今日も笑顔の一日を！

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