大阪府立住吉高校国際文化科の帰国子女枠入試の自己申告書のお手本を公開します。 | 帰国子女枠入試を合格させるための自己PR添削と面接練習対策

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● 大阪府立住吉高校国際文化科の海外から帰国した生徒の入学者選抜(帰国子女枠入試)の自己申告書のお手本を、スペインの帰国生に向けて公開します。

帰国子女受験.comの齊藤です。

国際基督教大学高校(ICUHS)の、2024年度帰国子女枠9月編入試験の合格発表が7月9日(火)にありました。

スカイプレッスン受講生、国際基督教大学高校(ICUHS)に2名合格です!

担当は、九州大学薬学部の樋脇先生です。



樋脇先生は、中学在学中にニュージーランドに留学しています。

ですから英語も堪能ですし、現地校やインターの理数科目のこともよくわかっています。

中学受験指導、高校受験指導、編入試験対策はもちろん、現地校やインターに通う生徒さんの理数科目のサポートもできるんですよ。^^

さて今回は、大阪府公立高校の海外から帰国した生徒の入学者選抜(帰国子女枠入試)について、お伝えします。

大阪府公立高校の2025年度海外から帰国した生徒の入学者選抜(帰国子女枠入試)が、2月20日(木)に行われます。

大阪府で帰国子女枠入試を行うのは以下の17校です。

帰国した生徒の入学者選抜(帰国子女枠入試)実施校

・総合科学科: 住吉、千里、泉北

・英語科: 東、いちりつ、東大阪市立日新

・国際文化科: 旭、枚方、花園、長野、佐野、住吉、千里、泉北

・グローバル科: 箕面、和泉

・グローバル探究科: 水都国際

大阪府立高校の帰国子女枠入試の試験科目は、一般入試とは大きく異なりますよね。

念のために、募集要項で出願期間と試験科目を確認してみましょう。

大阪府公立高校の2025年度海外から帰国した生徒の入学者選抜(帰国子女枠入試)

・出願期間: 2月14日(金)~17日(月)

・試験科目: 個人面接試験(10分程度)、数学(40分 45点 B問題)、英語(55分 ※リスニングで15分 45点 B問題)

※B問題は標準問題のこと

大阪府立高校の帰国子女枠入試はミックス型です。

ミックス型の帰国子女枠入試とは

これまでの活動実績+当日の試験結果で合否が決まる

大阪府立高校のミックス型の帰国子女枠入試では、学力検査結果(数学と英語)と面接試験結果を総合的に判断して、合否を決めます。

面接試験は自己申告書に基づいて行われ、自己申告書は受験校のアドミッションポリシーに基づいて書く必要があります。

また、学校の成績は合否に関係しないので、その分、面接試験のウェイトが大きくなります。


面接試験で高い評価を得るために、バッチリな自己申告書を作成したいですよね。

大阪府公立高校の海外から帰国した生徒の入学者選抜(帰国子女枠入試)の自己申告書の書き方にはコツがあります。

ご存知でしたか?

まず、自己申告書の文字数です。





1行あたり30字程度で37行あります。

ですから。1110字程度、原稿用紙3枚弱の文字数を書くことができるので、すき間なく埋めて書いてください。

次に、自己申告書の書き方です。

自己申告書に記載されている指示は、以下の通りです。

テーマ(指示)

あなたは、中学校等の生活(あるいはこれまでの人生)でどんな経験をし、何を学びましたか。また、それを高等学校でどのように活かしたいと思いますか。できるだけ具体的に記述してください。

このテーマに対して、帰国生が書く必要があるのは以下の2つです。

1、海外経験から学べたことを具体的に書く
2、志望校のスクールミッションとアドミッションポリシーと海外経験から学べたことを結びつけて書く


これでバッチリな自己申告書になりますよ。

しかし、「書き方を教えてもらっただけでは上手く書けない!」と思われるかもしれません。

そこで、大阪府立住吉高校国際文化科の海外から帰国した生徒の入学者選抜(帰国子女枠入試)の自己申告書のお手本を公開します。

スペインの帰国生に向けて書いたんですよ。^^

大阪府立住吉高校国際文化科 自己申告書

僕の目指す生き方は、「たくさんの人たちと関わる」です。僕はバルセロナ日本人学校に在籍しています。この学校にはたくさんの行事があって、僕は行事を通して成長できました。特にバルセロナ自治大学との交流によって、大きく成長できたと思います。

中学2年のときに、1年後の中学3年の秋に自治大学と交流することが決まりました。この交流に向けて準備委員会が発足することになり、僕は実行委員長に立候補しました。立候補した理由は3つあります。ひとつ目は苦手を克服したかったからです。僕は計画的に行動するのが苦手でした。実行委員長は仕事が多いので、その仕事をこなすためにはきっと計画的に動くことになると思ったからです。ふたつ目は中学部の仲間と関わりたかったからです。3つ目は様々な国の人たちが参加するイベントだったので得意な英語とスペイン語を活かせると思ったからです。

実行委員長の仕事は多岐にわたります。話し合いなどの予定を立てるだけでなく、交流会の目的や何を学習すべきか決めて実行委員に伝える仕事もあります。そこで、2年生から計画を立て、3年生になったときに短期間でみんなと準備を進められるようにしました。できるだけみんなの意見を反映させたいので、工夫しました。意見が分かれたときは、お互いの譲れないポイントを明確にして、それらを取り入れた新しい意見を出して、全員が納得できるようにしました。当日は、自治大生に日本文化を広められるように活動をしました。早い時期から綿密に準備をしてきた結果、当日は多くの人たちに楽しんでもらえました。

この行事を通して計画性が身に付き、中1と中2の生徒とたくさん関われました。また、実行委員の全員が協力してひとつのイベントを作り上げたので、今まで以上にお互いのことを知ることができました。さらに、それぞれの国や文化についての情報交換などもできました。本番まで試行錯誤した結果、たくさんの言語や文化と関わることになり、普段の生活ではできない経験をすることで互いの文化や価値観について理解を深められたと思います。

僕はたくさんの人たちと直接関わることを目標に、どこに行ってもコミュニケーションを重視し、人との関わりを大切にできる人になりたいです。そして、固定概念にとらわれないようにたくさんの人たちと関わって、それぞれの考え方や文化を理解したいです。そのために、大阪府立住吉高等学校に入学して、僕の目指す生き方の実現を目指します。貴校の受検は、自分の目指す生き方に近づくための第一歩です。また、貴校に入学することで、自分が目指す人になるための学習や経験をたくさんできると考えます。以上のことから、貴校を強く志望します。(1110字)

いかがでしょうか。

大阪府立住吉高校のアドミッションポリシーはこちらです。

大阪府立住吉高校のアドミッションポリシー

2、共感する心


既存の概念にとらわれることなく、異なる価値観に柔軟に対応し、共感する心をもって他者と協働しようとする生徒

3、積極的なコミュニケーション

ツールとしての英語を使いこなし、積極的にコミュニケーションを取り、将来国際社会において活躍しようとする生徒

上記2つを参考にしました。

海外で頑張ってきたことを枠内にしっかり書いて、その頑張ってきたことをアドミッションポリシーと結びつけて書いて、面接試験のときに深堀で質問してもらえるようにしてくださいね。

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今回は、広尾学園中学の帰国子女枠編入試験について、お伝えします。

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11月1日(金)の24:00までに、こちらを登録しておいてくださいね。^^

今日のアドバイスが皆様のお役に立てたなら幸いです。 
    
では今日も笑顔の一日を!

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