半額弁当をめぐる争いは静かに幕を下ろす。大きな遺恨を残して。:ベン・トー | キックあにめ

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あにめの感想とかを言います

こんばんは。金本引退がこれほど騒がれるとは…個人的には田口のほうが好きです。

■現実に半額神を待つ人間の浅ましさたるや
今日は貧乏神が!もしくは黒魔女さんの話をするはずでしたが、さっき行ったスーパーで驚愕の事態に遭遇したのでその話をします。つまり半額弁当の話。この話をする以上、去年話題になったあのアニメを紹介せざるを得ないというしだい。

寮の近くのスーパーに入った高校1年生の佐藤洋は、目の前で半額シールを貼られた弁当に手を伸ばした直後に意識を失い、気がつくと精肉コーナーの前で倒れていた。すでに半額弁当は消え、残った惣菜もその場にいたほかの人に買われていく。残った梅おにぎりを手に取ろうとした際、同じ学校の白粉花と出会い、またその様子を眺める女生徒を見かける。
翌日からスーパーに通い詰めた彼は、《氷結の魔女》と呼ばれるその女生徒槍水仙からスーパーで起きている半額弁当を争奪する人々の話を聞き、自らも半額弁当争奪戦に足を踏み入れることとなる。

なかなかのバカアニメである本作こそ最後のさわやか系アニメとして名を馳せている噂のベン・トー。上記のあらすじの通り、半額弁当をめぐって暴力沙汰が日常的に繰り返される爆笑物語です。こうなってくると、こいつら弁当食いたいんかケンカしたいんかどっちやの?というオチにつながっていく視聴者ツッコミ待ちの常套手段が醸し出すさわやか感が懐かしい。貧乏神が!では到底及ばない隠し立てのないバカ。まぁ、あんまり求めてないですけど。

ところがあんまりバカバカ言ってられないのも現実。それというのも本日久しぶりに弁当買うか、と向かった先に人だかり。弁当コーナーにこれほどに人だかりが出来るのを俺は見たことがないぞ。近づけないので遠目に背伸びをしつつ棚をうかがうと手付かずの弁当が鎮座ましましているのを発見する。何故?!俺に買わせろよ!するとどこから湧いたのか半額神が登場し半額シールを貼っていく。なるほどね、コレ待ちというワケか。

おめぇら、半額神がシール貼り終えるまで動いちゃいけないのが不文律だろうが!!

つまりベン・トーが巻き起こした半額弁当ブームであったが、増殖したのは狼ではなく大猪だけだったのである。ちょぉ、なんで待ってる人の目の前で4つも持ってくの~。なくなっちゃったじゃんよ~。
こうして暴力行為という犯罪は行われなかったものの、一人の若者の心に真の社会の掟が刻みこまれたのであった…。そっか…アニメやドラマでよく見るバーゲンセールってよく考えたらベン・トーとかわらんよな。