「あきちゃ…待ってろ今助けるから…」
あきちゃのそばに駆け寄った高橋は医療用のカバンを出すと中から止血剤を取り出して
あきちゃの傷を抑えた
すると何か違和感を感じて服をめくると
あきちゃの体は無傷だった
「あきちゃー…どこも怪我しとらんやんか….」
「えっ⁉」
あきちゃは自分の胸を触ると右手にはべったりと血がついていた
「たかみなさん…」
あきちゃは首をかしげながら考えた
「おかしぃなぁ…確かに…刺されたはずだったのに」
立ち上がるとあきちゃは高橋の後についていった
「邪魔しないでよ…ゆきりん…」
「やっと…見つけた…」
立ちはだかる私にまゆは冷たく接した
「まゆ…お願い!…大人しく投降して」
「嫌です」
私の説得にまゆは険しい表情を浮かべた
「そんな事…死んでもいやだ…いや、むしろ、投降するくらいなら死んでやる」
「まゆ!」
まゆは懐からナイフを取り出し私に向けて構えた
「私の前から消えされ!」
まゆは叫びながら私にナイフを突き刺した
「くっ…」
「はぁ…はぁ…ゆきりん…」
突き刺されたナイフを私は交わすしかし、すぐにキラリと光る刃が私に向かってくる
まゆは私と距離をとるとナイフを連続で投げつけた
私は剣を抜いてナイフを叩き落とした
「こうなったら…」
私はナイフを叩き落としまゆに向かって走り出した
「この!この!このー!」
迫り来る私に向かってまゆはナイフを投げ続ける
私はそれをギリギリでよけるとまゆに の腕を掴んだ
「ゆきりん離してよ!」
「離さない!」
私はまゆの足を払った
まゆが一瞬宙に浮いたところを狙って押し倒した
ナイフが音を立てて転がる
まゆは這いつくばりながら、手を伸ばすがそうはさせない
まゆの上からかぶさり
両手でまゆの右手を抑える
「うぅ…うぅ…うぅ…」
まゆは足をバタつかせながら左手をナイフに伸ばすか
まゆは力つきたのか抵抗しなくなった。
「この辺で…いいかなと…」
セシルは目をつぶる
すると闇の光が全身を覆い小さい背の女が現れた
「あーやっと…元に戻ったわ」
小さい背の八重歯が素敵な少女は
その場から立ち去ろうとした時だった
「うん?....」
気配を感じ振り返る
「しまった...」
「優子ちゃん…どうして!」
顔をしかめる私に対して怒りに満ちた目に棍棒を握りしめながら明日香が立っていた
「明日香…今日の所は…見逃して…って…くれないよね」
「嫌だ!逃がさないよ!優子ちゃん!」
明日香は棍棒を優子に対して向けると
優子は後ろに一歩下がりながら剣に手をかける
明日香が優子に向かって走り出そうとした時だった
「仕方ねぇ…相手してやるよ!ただし、こいつらになぁ」
優子は袋から札を取り出すと息をかけるとそれを空中に放り投げた
札が地面につく瞬間優子はニヤッと笑う
「じゃあな明日香!」
札から眩い光が放たれて明日香は目をつぶる
次に目を開けた時には既に優子の姿は無かった
「優子ちゃん…ずるい!んもぅ!」