城が燃え盛る中秋元はじめ多くの兵士が懸命に戦っていた
だが、兵力の差で秋元の味方は次々ど
倒れていった。
ついに第四防衛ラインも占領され
残すは本丸だけになった
本丸に続く城門に敵が攻城兵器で門を破壊する音が聞こえていた
その音にゆきりんをはじめみんなが恐怖に怯えていた。
秋元は城門の前に最後の防衛陣を引いた
周りを見渡すと残っているのは
若者と老人と負傷者だった
秋元の精鋭部隊は皆立派に戦死して既に全滅していた
「戦えないものは砦の中に収容しました。
「ご苦労さん」
兵士の言葉に秋元は優しく答えた
すると後ろの門が空いた音がした。
秋元が振り返るとそこには武装した
きたりえが立っていた
「私も、入れて!」
真剣な顔で北原はあきちゃに話した。
秋元は優しく肩をポンと叩くと
「北原は中でみんなを守ってあげて」
北原は頷くと中に帰っていった
「明日香!まだか?早く」
秋元は祈るように願った
その時だった
「もっさん!準備できたよ」
明日香からの通信が入ると秋元は
よしはじめてくれ
「わかった!」
明日香との通信を切った
その時バキッ!と音ともに門が崩れ敵が入ってきた
「皆かかれ!」
秋元の声と共に全員かかっていった
「始まったみたい」
「うん」
北原の声にゆきりんは頷いた
外では激しく剣がぶつかり合う音と悲鳴が聞こえた
ゆきりんは思わず両手で耳を塞ぐ
しばらくして秋元が何人かの兵と共に中に退却してきた。
「門を閉じて!」
秋元は門を閉めさせた
しばらくすると外が静かになった
すると今度は中につながる門に激しく打ち付ける音が聞こえた
「敵がきた」
「もうだめだ」
それと同時に秋元はじめ残ったものが門を体や
丸太で抑える
秋元はその場を任せると階段を上がってゆきりんと北原の元に駆け寄ると
「ゆきりん!きたりえ」
「もうすぐ!明日香が来るから、二人は逃げてくれ」
それを聞いてゆきりんは飛び上がった
「もっちぃが!助けにくるの!」
「あぁ」
秋元は頷くとすぐに戻って行った
喜ぶゆきりんに対して北原は無言でいた
ドン!ドン!
秋元が下に戻るとドアには亀裂が入り敵がすきまから見えていた。
秋元は階段に弓兵を退却させ
自らも弓を構える
ドアの前では若い青年7、8人が必死にドアを抑えていた
しかし、大きな音と共に城門が突き破れ敵が入ってきた
秋元は弓を放つ
門の前にいた敵は倒れこんだ
そのすきに秋元は剣をとると皆と突撃をはじめた。
すると外から大きな音と共に悲鳴が聞こえた。
敵が次々と倒れると
鉄の馬に乗った白い騎士が入ってきた