登山道の脇に大量の蕨(ワラビ)
流石に此処まで来て蕨を採る人もいないのか?
下っていて左脚に違和感を覚えたので止まった途端に脹脛が攣った。
「痛ってぇ~!!!!!!!」と思いつつ止まってなかったら危なかったと胸を撫でおろす。
左脚脹脛だけではなく、両足全体をマッサージしてからゆるゆると下って行く。
時折チラ見えする下界は先程よりも見える様になって来たので、どうやら雲は上に抜けたらしい。
時折休み休み下って行く。
時間とコースの標準タイムを確認すると然程誤差は無い様なので休み休みでも良いペースで下っている様だ。
時折見える熊の糞が気にはなるが、登りで見たモノから増えてはいないようでちょっと安心。
あっという間に五合目です。
五合目とは言え半分ではないので下りは此処からが本番と言った所だろう。
ふと見ると登りに気が付かなかった道標がありました。
五合目は定高山(標高994.4ⅿ)と言う独標になっているらしい。
休んでは歩き、休んでは歩きを繰り返し高度を下げて行く。
思ったよりペースは落ちていないようだ。
三合目に到着。
この先の一王子神社に手を合わせて挨拶してから下山…足の事を考えるなら無理して寄らなくても良いのに…と思うかもしれませんが、性分でピストンの行に挨拶したなら帰りにも挨拶しないと気持ちが悪い。
この辺りになって来ると右脚の膝なんかも何だか痛くなって来る。
多分無意識のうちに左脚を庇っているのだろう。
それでも一合目まで来るとホッとしてしまう。
残りは少し、気を引き締めて歩きます。
日本川蜻蛉(ニホンカワトンボ)
新潟はトンボの多い県らしく山に出かけると様々な蜻蛉に出会います。
特に三条市の山間部(旧下田地域)は珍しい蜻蛉も多いと聞きます。
何とか二王子神社到着です。
左の脹脛はパンパンですが無事に下山できました。
最後に二王子神社にお参りして旅の無事の感謝と報告をします。
実に楽しい登山でした。
今度は晩秋にでも登りたいなァ