アメリカでは
出産前や出産後にドゥーラ・サービスを利用することが
随分と普及しています。
ドゥーラとは、出産する女性やその家族をサポートする
出産経験のある女性のことです。
妊娠中から出産までの間をサポートするBirth Doulaと、
産後、自宅で赤ちゃんの世話を始めたばかりの母親と家族を
サポートするPostpartum Doulaがいます。
Birth Doulaは
妊娠中から出産までの身体的、精神的なケアをおこないます。
出産に関する専門的知識を持ち合わせているので、
母親の不安要素を取り除き、家族全員がリラックスした状態で
出産を迎えられるように手伝いをします。
一般的なBirth Doulaのサービス内容はこちら。
* 母親の身体的、精神的ケア
* 専門的な情報提供
* 妊娠中の生活やエクササイズに関するアドヴァイス
* Birth Planの作成手伝い
* 出産中の付き添い、励まし
* 出産後すぐの母乳授乳サポート
ここにあげたサービス内容はあくまで一例ですので、
ドゥーラサービスを依頼する際には
各サービス団体にサービス内容を確認するようにしてください。
医学的な研究によって
出産にドゥーラが立ち会うと、
以下のようなメリットがあると証明されています。
* 帝王切開率が50%減少
* 硬膜外麻酔を希望する率が60%減少
* 陣痛促進剤の使用率が40%減少
* 陣痛にかかる時間が25%短縮
* 麻酔の利用が30%減少
* カンシ分娩が40%減少
Postpartum Doulaは
大抵、産後数日~6週間程のケアをしますが
母親が産後鬱になったり、
新生児が長期的ケアを必要とする場合や
双子や三つ子の場合、
サポート期間が長くなることもあります。
一般的なPostpartum Doulaのサービス内容はこちら。
* 母親の為の食事準備
* 授乳サポート
* 新生児のケアのお手伝い
* 簡単な家事手伝い
* 父親が今後母親のサポートを出来るようになるための
父親のためのサポート
ここにあげたサービス内容はあくまで一例ですので、
ドゥーラサービスを依頼する際には
各サービス団体にサービス内容を確認するようにしてください。
2015年の現時点では
アメリカでドゥーラになるのに資格は要りませんが
いくつかの機関を通してドゥーラの資格を持つことは可能です。
ですからドゥーラを雇う際は
資格の有無を確認するのがお薦めです。
有名な機関として
A.L.A.C.E. (Association of Labor Assistants
and Childbirth Educators and Doulas) や
D.O.N.A. (Doulas of North America) などがあります。
ドゥーラを雇いたい場合、アメリカでは
妊娠6・7ヶ月目までにはドゥーラを探し始めるのが一般的。
日本語も分かるようなドゥーラになると
需要が高くなりがちなので、
妊娠が分かり次第、またはドゥーラを頼むと決めたらすぐに
ドゥーラ探しを始めましょう。
良いドゥーラを探すには
過去にドゥーラを雇ったことのある人、
両親学級の講師やかかりつけ医、
地元の病院(出産予定のない病院でも構いません)に
Referral(紹介)をもらうのがお薦めです。
また、以下のようなウェブサイトで探すこともできます。
*ALACE (Association of Labor Assistants and Childbirth Educators)
*CAPPA (Childbirth and Postpartum Professional Association)
*DONA (Doulas of North America)
*ICEA (International Childbirth Education Association)
ドゥーラを探しには
電話越しにいくつかの質問をして候補者を3~4人に絞り、
残りのドゥーラとは直接会って話すことが薦められています。
(英語でドゥーラに電話をする時に使える英語。はこちらから)
英語が苦手でも自分で話すことが大切です。
というのも、今後のプロセスで1番大きくドゥーラと
関わっていくのは母親となるあなた。
ですので、質問への解答だけでなく
話している時に自分がどのように感じるのかも
そのドゥーラを雇うかどうかの大きな要素となります。
直接ドゥーラに会う時は、
必ず自分の配偶者にも
ドゥーラと会ってもらうようにしましょう。
ドゥーラは妊娠・出産、
または産後のプロセスに大きく関わることになるので、
母親になるあなただけでなく、あなたの周りの人間も
ドゥーラに対して良い印象を持っていることが必要となるからです。
また、自分が何を求めているのかを知る事が大事です。
下手な英語でも、ゆっくりと聞いて欲しいのか。
逆にドンドンと進めて欲しいのか。
応援をして欲しいのか。
無理強いをせずに、その場に居て欲しいだけなのか。
自分がドゥーラに何を求めているのかを明確にし、
それをもとに面接を進め、
最終的に選んだドゥーラに自分の求めていることを
伝える必要があります。
健康保険によっては、
かかりつけ医からのReferral(紹介状)があれば
ドゥーラの費用がカバーされることもあります。
保険会社に問い合わせてみてくださいね。
今日も読んでくださってありがとうございます。
ミツイ 直子
