本屋で目が合ったこの一冊。

 

 

「ちつのとりせつ」劣化はとまる たつのゆりこ 指導・監修/原田 純 著

 

 

とても興味深い内容で、一気に読んでしまいました

全部読んで思ったのは

 

日本は

 

女の子や

女子や

女性や

おばさんや

おばあちゃん

が、もっと女の「性」をフル活用できるように

そしてその時々の性に関する問題を解決するための

情報と知識を平等に与えたほうがいいんじゃないかな?

 

 

ということ

 

 

昔高校に務めていたとき、一番年配の女性の先生が保健の性教育が終わって戻ってこられるなり、こんなことを言われた

 

 

「高校生はね、プラトニックでいいの!

 余計な知識を与えると余計に興味が湧いて変な方向に走っちゃうから、

 まだ知らない方がいいのよ!」

 

 

そのとき私は20代前半で、ふーんそんなもんかなぁと思っていたけど

今、自分の中・高生時代、仕事をしていた独身時代、

結婚して妊娠・出産したときのことを振り返ると、本当にそうかなぁ?とも思う

 

 

興味がある時期だからこそ、本当に大切なことをきちんと教えれば

グングン吸収してそれは将来役に立つものになるのでは?

 

 

私はたまたま28才のときに春日助産院というところと出会って

とても無知だった私に本当にたくさんのことを教えてもらった

 

 

 

「食事」と「運動」とかいう基本的なとこから

「女性としてのエネルギー」とか「女性のもつ本当の力」という

女として生きていく上で

「あ~こんな風にして生きていったら、ゆるやかで、穏やかでそしてエネルギッシュな女性でいられるんだな~」という根本的なところまで

 

 

 

 

だけどそれはもっと早く知っていたら、

もっと快適に女としての毎日を快適に過ごせたかもしれない、と思うことでもある

 

 

 

 

例えば「冷え」に関してもそう

高校・大学時代、私の生理痛は本当にひどかった

 

2日目なんかは立てないくらい激痛が続くこともあり、うずくまって保健室にいたこともしばしば

生理痛の薬を常備していないと落ち着かず、いつもバッグにしのばせていた

そんな風だったので、生理がくるのがもう嫌で嫌でたまらなかった

 

 

そりゃそうでしょう、私は体を冷やして冷やしてもうキンキンの食生活を送っていたのだから

 

とにかく氷とアイスが好きで食べまくる毎日

アイスは学食のアイスクーラーの中の端から端までを1日1個ずつ制覇していくという、

なんともあきれたことを日課としていた

 

 

氷も大好きで、カラオケとか喫茶店とか行くと、コップに入った10こくらいの氷をガリガリシャリシャリ食べていて、

友達のぶんまでもらっていた

それは立派な病気だったんだけど、気づくのはもっと後の話

 

おまけに甘いものも大好きでアルファベットチョコを家に常備

 

なんだか書いてておかしくなってきました
これじゃ全然ダメでしょう!(笑)
 
 

 

あのときに誰かが「それ体が冷えてるんじゃない?」

と一言教えてくれたら、私の生理ももっと快適に過ごせたと思う

だけど本書によると、現代女性は昔の私と同じように冷えてカチカチの人が本当に多いのだそう

 

 

冷えだけじゃなくて、女性の体のこと、女性器の本当の役割や大切さを

私は子どもから大人になるまで知る機会があっただろうか?

 

 

 

前置きが長くなりましたが 汗

本当の本の感想は②へ続く