[秩父紀行20] 浦山ダムに行ってみた (2019/6/23) | ドリームハウス南蘭得 - 秩父とダムと鉄道と。

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また、1~2か月に1回程度「秩父紀行」を投稿します(予定)。

※欠番の#18 (2019/4/12) と#19 (2019/5/3) は記事にしない予定です。

 

先週はバイトとか1限の席取りとかで2時寝5時起きの生活が数日続いていたので、珍しくバイトを入れていなかった日曜日くらいは流石にのんびり寝ていようと思っていましたが、急に秩父に行きたくなったので(もはやそういう病気)結局出かけてしまいました。

 

とりあえず、秩父4ダムの中で唯一未訪問であった浦山ダムを目指します。

最寄り駅は秩父鉄道の浦山口駅ですが、どうせ今日の目的は浦山ダムだけですし、時間もあるので西武秩父駅から歩いて向かいます。といっても1時間半なので大した距離ではないです(と初めは思っていました)。

 

浦山口駅までの1時間ちょっとの道のりは、車の通りが多い道沿いを進んでいくだけですし、過去にも何度か歩いたことがあるので余裕でした。途中で腹を壊して影森駅のトイレに寄ったくらいです。

ちなみに、腹を壊したのは間違いなく前日の深夜にマックの激辛ナゲットを食べたせいです。大学でよく友達と激辛ペヤングをバカみたいに食べていた(さすがに最近は止めましたが…)ので辛さは少しも感じませんでしたが、体はいつまでたっても辛さに慣れないようです。しかし、体に悪い食べ物はたいてい心には良いのです。心の健康は体の健康と言いますから、体に悪いものも1週回れば体に良いというクソ理論が成立することになります。

 

話を戻します。

浦山口駅裏の急な坂を上っていくと、遠くに浦山ダムの姿が見えてきます。ここまで来れば地図上では残り30分ほどなのですが、今回の道のりはここからが戦いだったりします。

 

かなり高いところまで上ってきました。

ここから先もゆるやかな上り坂が続きます。自転車を持って来ればよかったです。

 

この先はかなり山深い道を進んでいきます。

途中には鍾乳洞もありました。今回は腹が減って早く食堂を目指したかったのでスルーしましたが、夏の暑いときに鍾乳洞の涼しさを感じに行きたいですね。

 

浦山口駅手前から続く坂道を上り続けて30分。

トンネルを抜けるとようやくダムの入り口にたどり着きます。さすがに疲れました。

 

ダムの横にあるさくら湖食堂で昼食をとります。

秩父盆地の風景を眺めながら食事が出来ますが、営業時間が短いので注意が必要です。

 

日本でここにしかないというダムラーメンも気になりましたが、今回は定番のダムカレーをいただきました。

四角いライスと斜めに盛られたハムカツで裏山ダムが表現されています。

 

2階には資料館があり、秩父の自然や浦山ダムについて学ぶことができました。

 

ダム上部からは秩父市街が一望できます。特徴的な秩父公園橋も見えました。

 

秩父鉄道も撮れなくはなさそうですが、あまりいい構図が見つかりませんでした。

奥には秩父らしい石灰石の集積所(?)のようなものがありますね。

 

ちなみに、浦山口駅は秩父鉄道の列車が渡っている橋のすぐ右側にあります。田舎らしいとても小さな駅です。なので駅にあるジムに配置したウィンディは2日経った今も帰ってきません。

 

ダムを渡って反対側まで来ました。

滝沢ダム合角ダムと同じ重力式コンクリートダムという構造ですが、こちらはアーチ橋のような綺麗な形になっているのが特徴的ですね。

 

こちら側の道は通行止めになっています。通行止めと言われると先が気になってしまいますが…。

 

ダムの中心にエレベーターがあり、ダムの内部に入ることができます。滝沢ダムもそうでしたね。

これはプラムラインと言って、コンクリートの熱膨張や水圧によるたわみ、ひずみを計測する装置です。ダムには常にものすごい圧力が掛かっていますから、こういった日々の安全管理は必要不可欠なわけです。

 

 

お決まりの周辺の自然やダムの写真集。

ダム内部は滝沢ダムよりも明るい印象。

 

外に出てきました。というか初めからこっちから入っていれば登山をしなくて済みましたね…。

 

 

山の奥深いところにあるのだと改めて感じました。

 

あ、帰りはさすがにバスで戻りました。

でもいつか自転車を持参してあの山道を上ってみたいですね。

 

【 浦山ダムのプロフィール 】 2021年5月現在

完成年: 1999年
形式: 重力式コンクリートダム

堤高 (高さ) : 156 m ★形式で2位
堤頂長 (幅) : 372 m
総貯水容量: 5800万 m³

管理者: 水資源機構

目的: 洪水調節 (F) / 河川維持 (N) / 上水道用水 (W) / 発電 (P)

アクセス:

■秩父鉄道「浦山口」駅 から徒歩15分 (下流側)

□西武観光バス「札所二十九番入口」バス停 (西武秩父駅発着) から徒歩15分 (下流側)

天端へは下流側からエレベーター 又は □秩父市営バス「浦山ダム」バス停からすぐ

※データ引用元: ダムカード

 

睡眠不足なのでこれ以上は長居せず早めに引き上げることにします。

夏休みに向けて貯金中なのであまり課金はしたくなかったのですが、ちょうどSトレインの時間だったので課金してしまいました。

東横線の自由が丘まで2時間座って帰れるのでなかなか快適です。

 

さて、これで秩父4ダムを全て制覇することができました。4枚のダムカードを滝沢ダムに持っていくと、特製のカードが貰えるとか…?

ということで、次回の秩父訪問は滝沢ダムになりそうです。

夏休みになったらさっそく行ってみようと思います。

 

今日もご覧いただきありがとうございます。

 

 

――― 秩父紀行について ―――

 

秩父に魅力を感じ、地元横浜から月に1回ほど通っている私が、秩父の魅力をお届けしています。過去の記事も併せてご覧いただけると嬉しいです。

 

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※番号は個人的な記録用として訪れた順番に付番したものであり、記事の順番とは無関係です。