「自分でやった方が早い」のは当たり前! | 会計事務所応援 ブログ

「自分でやった方が早い」のは当たり前!

みなさん、こんにちは。
会計事務所応援隊、隊長の木村です。



これから新入社員を迎える
シーズンになりますが、


即戦力重視で、中途採用が多いなか、


“業界の常識や先入観に染まっていない”
新卒者や業界未経験の人材を定期的に採用し、


一から教育していく事務所も
決して少なくはありません。




その際、共通のマニュアル等を使って、
標準化された教育が、
定期的に行うことが出来れば一番よいのですが、


人員的にも業務的にも余裕がある
ところばかりではありませんので、


先輩職員が、
業務時間の一部を割いて、
新人の教育をおこなっているのが
実情
ではないでしょうか。



その際、
教育担当者の先輩職員は、
「ひろい心」で接してあげることが
とても重要です。



ややもすれば、
我慢しきれずに、

「自分がやったほうが早い!」と、

ついつい先輩が手を出してしまいがちです。


しかし、それでは、

新人はその場では分かったつもりでも、

いざとなると、
「一人ではできない」となってしまいます。


これでは、意味がありません。
新人は「遅くて当たり前」なのですから。



また、甘えに乗ってもいけません。


「先輩、この部分だけ手伝ってください。」
と甘えられても、


ここは心を鬼にして、
とにかく手を出さずに完結するまで
本人にやらせる
のです。



というのも、
“その場での一時的なやさしさ”は、
逆に新人成長の妨げになるからです。



たとえば、
自動車免許を取った時の、
教習所の教官を思い出して下さい。


運転者が、車を止めてサイドブレーキを
引いて教習を終えるまで、


教官はハンドルやブレーキに触れることは
なかったはずです。
(※本当に危険な場合は別ですが..)



車の運転と同じで、
事務所の業務も、
最終的には一人で行うことになるのです。


手を出さずに、
“出来るまで見守ってあげる忍耐こそが
本当のやさしさ”
なのです。



新人受け入れも、これからが本番。

後悔のない、教育を心がけたいものです。





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