情熱溢れる70代の税理士先生に感銘を受ける
みなさん、こんにちは。
会計事務所応援隊、隊長の木村です。
先日、私どもの会社に、
F先生がいらっしゃいました。
顧問先は個人、法人をあわせると
900件近い、県内No.1クラスの
大手事務所の所長先生です。
70代。
一代にしてここまで築き上げました。
F先生は80才になるまでに、
自身のグループ年商を10億円にすることを
目標に活動しているといいます。
かねてより、毎週のように、
片道2時間かけて東京まで出かけ、
勉強会やセミナーなどに参加し、
会計業界における新しいノウハウの
習得に余念がありません。
F先生はいいます。
「私は、『こういう事務所にしたい』という
構想や情熱は常にある。
しかし、それをうまく形にして
実行するまでの方法を
一から作り上げることは苦手。
だから、あなた方のような
会計事務所を母体とした会社から
システムの活用方法やノウハウを学んで、
自分自身の事務所で活用するのが、
一番の近道と考えている。」
そんなF先生が、脅威に感じているのは、
地元の税理士さんではありません。
ノウハウや人材を潤沢に持つ、
首都圏をはじめとした大手税理士法人の
地元への進出です。
その影響を受けないためにも、
地元で、誰にも追いつけないような
「ダントツNo.1事務所」になりたいというのが、
F先生の願いです。
私達は、その願いを現実のものとするための
手段について打合せをしました。
ここではお伝えできませんが、
F先生の地元では、
おおよそ実績のない、
大掛かりな販売促進の計画です。
それを聞いた先生は、興奮気味に言いました。
「私は、いまさら苦しい思いをせず、
このまま手を打たないで終わる方が
楽だと思います。
徐々にお客様が減り、職員が減り、
私の引退の頃には、
こじんまりとした規模まで縮小するのも
一つの選択肢ですから。」
「しかし、私は80才までになんとか
年商10億の組織を作り上げて、
次の世代に渡したいのです。
その為には、いま動くしかないのです!」
F先生の真摯に取り組む姿勢は、
開業してから、
おそらく変わっていないと思います。
年齢による衰えを一切感じさせないF先生。
これまで以上に気を引き締めて、
支援しなければいけないと、
改めて感じた打合せでした。
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