お客様の立場になって考えること
みなさん、こんにちは。
会計事務所応援隊、隊長の木村です。
先週金曜日、都内にあるA事務所に取材に行きました。
新規設立法人をターゲットにした手紙作成を
目的としたものです。
A事務所は、顧問先獲得にあたり、
・CASH RADAR新システムでの自計化前提の契約を結ぶ
・顧客増に対応する為、所内業務の効率化を図る
二つの項目を成就するために、
CASH RADAR新システムを導入されました。
表現は悪いのですが、口べたなA先生から、
色々と聞き出すことは難しいと想像していたのですが、
取材をするなかで、
先生が、開業する過程において苦労してきた
経緯が次々と明らかになりました。
□大事故で負った怪我の影響により、
サラリーマン生活を諦め、独立開業の道を選んだ事
□開業したものの、顧問先が1社しかなく、
アルバイトで食いつないぐしかなかった事
□職員を採用したことにより、赤字経営に転落し
必死で飛び込み営業をした事 などなど
いままで、知ることのなかったお話ばかりです。
“人に歴史あり”とはいいますが、
まさにA先生はその表現がぴったりな方です。
このところ、新規設立法人を獲得したい!という
会計事務所の要望が高まっていますが、
設立したばかりの企業の社長さんから見て、
「この会計事務所とお付き合いしたい!」
と思ってもらえるにはやはり、
独立開業の苦労を心底分かっている、
あるいは経験している税理士先生。
つまり、
開業したての社長の立場を分かってもらえる
ような“頼れる相談相手”であることが大きな
差別化になると思います。
どうやってお客様にPRするかを考える前に、
先生自身がどうやって、開業時の苦労を乗り越え
たのか。
どんなサービスが心の支えになったのか。
そのような“お客様の目線で考え、表現すること”が、
これまで以上に必要になってくるものと、
私は考えています。
A先生の、これからの営業成績が出るのを
楽しみにしています。
会計事務所の経営ノウハウを公開している |