職員全体が一つになれた活動の軌跡その2
みなさん、こんにちは。
会計事務所応援隊、隊長の木村です。
昨日のブログで、
R事務所は2ヶ月半の活動で30社の自計化を
達成したと書きましたが、その後、
2回目の活動を経て、自計化件数は累計50社を
超えています。
しかし、そのスタートは決して順調なものでは
ありませんでした。
そもそも、ほぼ全ての顧問先が、昔からずっと記帳代行
でお付き合いしているわけですから、
いくら、自計化が顧問先のスピーディな経営判断に
役に立つし、
事務所にとっても業務効率がアップすることによって、
入力作業時間を別のサービスとして還元できると
頭では分かっていても、
「これから、自社の帳簿は自社でつけてください。」
と言うことに対して、
職員さんにためらいがあるのです。
幸いなことに、R事務所様は所内業務すべてを会計
システムCASH RADARで処理しており、
その「良さ」を十分理解されていました。
しかし、職員さんには分かっていても、
どうすればその「良さ」が顧問先様に伝わるのか、
はたして自計化を促進することによって、
顧問料値下げや解約につながらないのか、
不安が先行し、ベテランの職員さんになればなるほど、
腰が引けている状態であることが容易にわかりました。
ところが、そんな空気を変えてくれたのが
数名の女性職員さんの存在でした。
この地域は「かかぁ天下と空っ風」で有名で、
実は、私もこの県の生まれなのですが、
女性の発言力が非常に強く、エネルギッシュなのです。
「私達、お客様のためになるなら、がんばって
アポイントを取ってみます。
でも、上手にお勧めする自信がないので、その時は
NMCさん、一緒に行って助けてくれるんですよね?」
私はこたえました。
「もちろんです。一緒に頑張りましょう。」
うれしい提案を受け、こちらも胸が熱くなりましたが、
まだ、この時の時点では、
決して、事務所が一体として取り組むまでには
至っていなかったように思います。
しかしこの後、状況が好転してゆきます。
続きは次回をお楽しみに。
会計事務所の経営ノウハウを公開している |