K先生の新規顧問先とのハラハラ体験
みなさん、こんにちは。
会計事務所応援隊、隊長の木村です。
先週末K先生から、「いや~、木村さん、今度の
CASH RADAR新システム
では複数のパソコンで
同時入力出来るでしょ。その機能に助けられたよ。」
と興奮した口調で電話をいただきました。
K事務所は、少数精鋭の事務所で、K先生みずから
新規見込客への営業・契約、CASH RADAR新システム
導入による自計化の指導、その後の監査、決算申告も
すべて一人でこなしております。
今年は、去年を上回る「月1.5件ペース」で顧問先との
契約が決まっているため、大変忙しい日々だそうです。
その忙しさが重なり、
契約したお客様の自計化指導を開始するにあたって
その事前準備となる、過去月のデータ入力作業が
のびのびになってしまったそうなのです。
当たり前の話ではありますが、過去データを入力して
いなければ、お客様が、月別推移や対比、期間指定した
試算表などを見ることができません。
ところが、そのお客様から急遽電話が入り、
「明日、自計化の指導を受けたいので、パソコンを
持参して事務所にお伺いしたいのですが」と
連絡してきたそうです。
あわてたK先生。しかし同時入力を使い、
次のような方法で乗り切ったそうです。
その日は、お客様ご自身のパソコンを事務所に
持参していただき、7月分の一部の原始資料を
使って先生が指導を行い、8月分までを
お客様ご自身で入力して、その結果を
K先生と一緒に確認するという工程だったと聞きます。
お客様は、3月決算5月申告。
既に4月、5月、6月分の通帳のコピーなど原始資料を
事前に預かっていたそうです。
しかし、入力が終わっていない。
そこでK先生は、仕訳数が月100仕訳程度だったこと
もあり、お客様が7月、8月分の入力をやっている横で、
K事務所のパソコンを使って4、5、6月分の過去データ
入力を一気に終わらせたのです。
つまり、4~6月はK先生、7~8月はお客様が同時に入力
していたのです。
無論、お客様はそのことに気がつきません。
ご自身が入力した結果と過去月の実績との比較が、
カンタンに出来たことに感心していたとのことです。
K先生は凄いですね。
書いている私のほうがハラハラしてしまうような、
エピソードでした。
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