相続放棄をする前に、もう一つ知っておきたい事柄があります。
それが「限定承認」です。
まず、相続放棄ですが、明らかに故人の負債が多い場合は、相続放棄をしたほうがいいです。
その負債は、相続された人が払わなければならないからです。
しかし、果たして、プラスの財産が多いのか、それともマイナスの財産が多いのか…。
わからないことってあると思います。
通帳の中の金額、家、土地、などなど。
プラスの財産があるんだけど、故人がしている借金が果たしてどれぐらいあるのか。
先述した、個人情報の開示をすればある程度の借金は把握できます。
しかし、わからないこともあります。
限定承認をしておくと、故人のプラスの財産の範囲でのみ支払う義務がありますが、それを超えるものは支払う義務がありません。
ようするに、自分の財産が傷つくことはありません。
それなら限定承認にしておけばいい話し、と思われるかもれしませんが、落とし穴もあります。
プラスの財産が多くあった場合、それに所得税が発生する場合があるんです。
その辺りはかなりややこしいうえに、限定承認をするには、親族全員の共同でなければなりません。
一人でも反対する人がいれば、限定承認ができません。
また、先に相続放棄を済ませてしまった人たちの同意はいりません。
しかし、しかし、単純相続、つまり、何も手続きをしないまま相続しようとする人がいるのなら、限定承認はできません。その人にもしてもらわなければならないからです。
よって、今の日本では、限定承認を行う人は、本当に少ないです。
デパス、エチラームの体験談