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タイトル未定・・・

ささやかな日常の雑記帳

 オリンピック開幕直後の中国北京で、殺人事件が起きてしまいました。

被害者は男子バレーボール代表チームのコーチの関係者ということです。直後に犯人は自殺してしまったということなので真相はわかりませんが、過去に例を見ないショッキングな事件です。

 一部報道では犯人が社会に何らかの不満を持っていたとも言われていますが・・・

 一個人の行き過ぎた行動を国家レベルの問題に発展させる気はありませんが、「平和の祭典」にはあってはならない事件が起こってしまいました。

メディアの扱いが小さいように思うのは私だけでしょうか。




 今週松本サリン事件の被害者、河野義行さんの奥様が亡くなられました。事件以来一度も意識が戻ることもなく。

 第一通報者であり、自身やご家族も大きな被害を受けられた河野さんは、当初警察から容疑者として取り調べを受けました。誤認逮捕などには至っていないので、厳密な意味での冤罪とは言えないのかもしれませんが、当時この事件に対するメディアの報道は今思い出してもひどいものでした。職歴、趣味などありとあらゆるプライバシーが暴かれ、誰もにこの人が怪しいと思わせるような報道が連日なされました。あなたがやったのでしょうという先入観を隠さない記者たちの取材に努めて理性的にこたえようとしていた河野さんの姿が印象的でした。

 結局事件はオウム真理教というカルト教団によるものであるということが明らかになるわけですが、この一件が河野さん一家の人生を一変させてしまったのは想像に難くありません。


 事件自体による被害と報道による2次被害。


 今回の訃報に対して、キャスターの方々も「我々も報道する側としてこの事件を教訓にして・・・」といったコメントを述べられていますが、本当にちょっと考えて欲しいと思います。


 特に社会的に話題性のある事件では、暗に犯人を示唆するような予断に満ちた報道が未だ後を絶ちません。

犯罪とは何のかかわりもなく暮らしていた一市民が、あるいは犯罪によって深く傷ついた被害者の方がさらに、いわれもない罪である日突然犯罪者として扱われる、そんなことは決して起こってはならないのです。

 一視聴者として、「テレビで言ってたから」と鵜呑みにしないことを心がけなければ、と改めて思います。


 河野澄子さんのご冥福を心よりお祈りいたしたす。