「あぁ。。。今日もだめだった。。。。」
「自分の声かけの仕方が悪いのかな。。。」
「やっぱり自分のコミュニケーション能力が低いのかなあ。。。。」
「やっぱり自分は何をやってもだめだなあ。。。」
「そういや学生の時も
友達少なかったし、
彼女もできなかっし、
実習も落ちた。」
「人として当たり前のコミュニケーション能力が不足しているのかな。。。」
こんな自分の中のつぶやき。
ベットで寝たきり
うつ傾向
活動性低下
こんな感じの患者さんに
リハビリなり
レクリエーションなり
を誘って、
断られる。。。
そんな時
こんな感じのつぶやきを
心の中でブツブツ言いながら
自己否定感満載で
患者さんの部屋を出てました。
そんな日々が、
今から10年くらい前の
自分の気分でした。。
今思えば、
患者さんのやる気が出ない
→自分自身のコミュニケーションの取り方が悪い
→自分は何をやってもだめな人間だ。
こういう負の思考のループに陥っていました。
これは、
患者さんとの距離感を
少し取り違えていたのかもしれません。
距離感を測るために大切なことは
自分自身の状態をニュートラルにしておくだと捉えています。
相手の反応を気にしすぎたり
イライラしたり
焦ったりしていると
相手との良い距離感を測れません。
ニュートラルな状態を作るのに大切なことは
自分の問題と相手との問題をわけることです。
例えば、患者さんのモチベーションが低くて困っている。
しかしその時に、自分にとっての問題は何か?
そして患者さんにとっての問題は何か?
それを区別して考えることが大切だと思います。
患者さんがモチベーションが低いことが自分のせいだと強く思っていると
自分の心が乱れて
適切に距離感を測れなくなることもあります。
やっぱり大切なのは、
平常心!
相手がどういう状態であろうと、
ニュートラルに落ち着いて、
対応できる。
そういう力が、
臨床力なんじゃないかなーって思ってます。
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3/22
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