寝たきりの方へのリハへのお誘い。成功のヒケツは、、、? | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!

「あぁ。。。今日もだめだった。。。。」

「自分の声かけの仕方が悪いのかな。。。」

「やっぱり自分のコミュニケーション能力が低いのかなあ。。。。」


「やっぱり自分は何をやってもだめだなあ。。。」

「そういや学生の時も

友達少なかったし、

彼女もできなかっし、

実習も落ちた。」


「人として当たり前のコミュニケーション能力が不足しているのかな。。。」





こんな自分の中のつぶやき。


ベットで寝たきり

うつ傾向

活動性低下


こんな感じの患者さんに

リハビリなり

レクリエーションなり

を誘って、

断られる。。。

そんな時

こんな感じのつぶやきを

心の中でブツブツ言いながら

自己否定感満載で

患者さんの部屋を出てました。


そんな日々が、

今から10年くらい前の

自分の気分でした。。


今思えば、

患者さんのやる気が出ない

→自分自身のコミュニケーションの取り方が悪い


→自分は何をやってもだめな人間だ。


こういう負の思考のループに陥っていました。

これは、

患者さんとの距離感を

少し取り違えていたのかもしれません。
 

距離感を測るために大切なことは

自分自身の状態をニュートラルにしておくだと捉えています。

相手の反応を気にしすぎたり

イライラしたり

焦ったりしていると

相手との良い距離感を測れません。




ニュートラルな状態を作るのに大切なことは

自分の問題と相手との問題をわけることです。

例えば、患者さんのモチベーションが低くて困っている。

しかしその時に、自分にとっての問題は何か?

そして患者さんにとっての問題は何か?


それを区別して考えることが大切だと思います。

患者さんがモチベーションが低いことが自分のせいだと強く思っていると

自分の心が乱れて

適切に距離感を測れなくなることもあります。

やっぱり大切なのは、

平常心!

相手がどういう状態であろうと、

ニュートラルに落ち着いて、

対応できる。

そういう力が、

臨床力なんじゃないかなーって思ってます。

ここからはセミナーのご案内です!

3/22
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拒否、ダメ出し、暴言を心理学的側面から解明するコミュニケーションセミナー」

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臨床の中で、この人、なんでこんな事いうんだろう?


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自分のこと。相手のことをより深く理解する。

そんなセミナーを行います。

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