今年で8年目になります。
8年間コミュニケーションセミナーを続けて、
たくさんのリハビリ職の方との出会いがありました。
私自身はずっと精神科で働いているのですが、
セミナーをすることによって、
精神科以外の領域のセラピストの方ともたくさん出会いました。
たくさんのセラピストと、
出会う中で、私がよく感じることは、
どんなセラピストの方も
本当に真面目で真摯に患者さんと向き合っていらっしゃる方が
本当に多いということです。
「私の目の前の患者さんの意欲を少しでも引き出したいと思って参加しました。」
「職場の後輩の指導に少しでも役に立てば、、、と思い参加しました。」
などなど、本当に「誰かのために、、」
という思いが強いセラピストの方が多くて、
私自身もその姿勢に学ぶことが多いです。
私が8年間もセミナーの活動を続けてこれたのは、
こういった思いのある参加者のおかげだなと思っています。
その一方で、
そういった「すごく患者さんのことをよく思っている」とか
「真摯に人と向き合っている。」
こういった承認の言葉を
自分自身で受け取られない方も、
少なからずいらっしゃいます。
「本当によくやっていらっしゃいますね。」
参加者の方の日頃の臨床の様子を聞いて
このような言葉をかけて
「いえ、まだまだ全然なんです。。。」
こんな感じで、
自分の自己承認をされない。
そういった反応の方もいらっしゃいます。
「自分のやっていることに満足してしまうと
そこで自分の成長が止まってしまう。
患者さんのためには
どこまでいっても自分のやっていることに満足してはいけない。」
このようなことを話されている方もいました。
確かに、
成長のために
そのような価値観が時には必要なこともありますが、
そのように自分に厳しく
自分を追い込んでいるように見える方もいて、
それはどうなんだろう??
と私はずっと思っていました。
自分のことを認めることができるから
他者も認めることができるのではないだろうか?
私はセミナーの中で、
自分がすでにやっていることを
自分で認めましょう。
こんなメッセージを発しています。
自分がすでにやっていること
頑張っていること
って自分にとっては
あまりに当たり前のようになりすぎていて、
自分で認められなかったりします。
しかし、それによって、自分を追い込んでしまったり
場合によっては、自分を追い込みすぎると
人に対しても
厳しく接し過ぎてしまうこともあります。
私はセミナーの中で
セラピストが自分自身のいいところ
すでによく頑張っているところ
そういったことを探すことの大切さも伝えるようにしています。
今日も読んでいただきありがとうございました。
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