落ち込む自分の立て直し方その2身体を動かそう! | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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前回から、「落ち込む自分の立て直し方」というテーマで書いています。

今回は「身体を動かそう!」というテーマで考えていきます

仕事上で何か落ち込むような嫌な体験に出会った時、

ただ思い悩むより、

身体を動かす方が、

気持ちが切り替わっていくことは、

みなさん体験的に知っている方が多いかと思います。


そうは言っても、

臨床の場で、身体を動かすことを

上手に取り入れられていると

言い切れる人は少ないかもしれません。


私自身の経験ですが、

以前、職場でとある同僚から

「杉長さんもっとしっかりしてくださいよ!

杉長さんが職場のリーダーとしてどのようにしていきたいのかビジョンを示してくれないので、

みんな迷っているんですよ!」

というような辛辣な意見をもらったことがあります。

この意見を聞いた時、

私自身痛いとこもある話で、

すっかり落ち込んでしまいました。

しばらくそのことを考えてクヨクヨしていました。


「自分がしっかりしていないからいけないのかなー」

「自分はリーダーに向いていないのかなあ?」

こんなことを答えもなくただ、堂々巡りで考えていたように思います。


しかし、こういう時間というのは、

もったいないですね。

こんなことをいつまでも考えていても、

状況は変わってきません。

そこで、まずは気分を変えることで、何か自分の心に変化を起こすように工夫することにしました。


日記に自分の悩みを書いたり

趣味の剣道を再開したり、

COACHステート(あとで説明します。)という一種の瞑想のようなものを試してみたり、

そのような自分の体を動かして

自分の状態を変えようとする試みをいくつかやってみることで、


ずいぶん気持ちが切り替わりました。

そして、以前よりまた前向きに仕事に取り組めるようになったものです。


ここで、私が大切だと思うことは、

どんな手段を使ったか?

ということ以上に、

まず自分の気持ちを切り替えようと

決めることがだと思います。

「今のままの自分の状態ではないマズイ!」

と認識して、

自分の気持ちを切り替えようと努力する。

その決断をすること自体が意味があると思います。

そのように決めさえすれば、

あとは方法はどのような方法でもあっても、

身体を動かすようなものであれば、

気持ちが前向きになって行くのではないかと思っています。


ところで、先ほど例に挙げた中でCOACHステートというものを紹介しました。

これは、NLPという心理学でよく使われる瞑想(?)の方法です。

C→O→A→C→H

の順番で自分の中にある状態を作っていきます。

それというのは、
C・・・center 自信のセンターと繋がる

O・・・open オープン開いていく

A・・・awareness 気づき

C・・・connected つながり

H・・・holding 保持する 抱える

この5つの頭文字に従って、5つの状態を自分の中に作ることで

自分をいい状態にして行くというものです。


こういった方法を使って、

私は職場で嫌なことがあった時

なるべく身体を動かすことで

自分の気持ちを切り替えるように工夫しています。



今日の話が何か役に立てば嬉しいです。

今日も読んでいただきありがとうございました。

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