「患者さんとの会話で、つい自分が次は何を聞こうかドキマギしちゃいます。」
このような相談をいただくことがあります。
先日のblogでは、
「患者さんとの会話が1問1答みたいになって続かない。」
という悩みについて、
ラポールのテクニックで、
話しやすい雰囲気を作るということについて
書きました。
今回のメルマガでは、
そのように話しやすい
雰囲気を作ったとしても、
「じゃあ次、どんな事を聞こうか?」
「どうやって会話を続けていこうか?」
そんな風に思ってしまい
ドギマギしちゃう
事について考えてみます。
患者さんとの会話で、
あまり話が続かなかったり
盛り上がらない事ってあります。
別に盛り上がった方がいいというわけでもないですが、、、、
セラピスト「出身はどちらですか?」
患者さん「埼玉です。」
セラピスト「埼玉のどちらですか?」
患者さん「越谷です。」
セラピスト「。。。。。。(うーん。どうしようかな??これ以上話続けていいのかな??)」
こんな感じで、一問一答みたいな感じで、
会話が途切れると、
セラピストは、
「あれっ?このまま質問を続けていいのかなあ?」
「あまり色々聞きすぎると、
面倒がられるかなあ?」
「本当はあまり聞いて欲しくないのかなあ?」
などなど、
色々心配になってきます。
こういう時は、まず自分の
ステートが大切です。
ステートというのは、自分の「状態」のことです。
その時その時の精神的身体的なコンディションとも言えるかもしれません。
例をあげれば、
緊張
好奇心
恐怖
不安
自信
などなど。
心理状態でもあるし身体的状態でもあります。
ここでいう「ドギマギ」っていうのもステートです。
自分の言葉で言えば、
この「ドギマギ」を
「ドーン」
に変えられたらいいなって感じです。
「ドーン」っていうのは、
相手がどんな反応をしても、
どんな返答が返ってきても、
返ってこなくても
「ドーン」って余裕で構えていられる。
そんな感じです。
そういうステートです。
では、
自分の中に
「ドーン」とした落ちついた
ステートを作る。
そのためにはどうしたらいいでしょう?
前回のメルマガでお伝えした
ラポールのテクニック
それを一生懸命意識して使うのも
結構いいです。
ラポールを使おうと意識すると、
相手に合わせることに意識がいき、
「話しが続かない。。。」
とか
「次何話したらいいだろう。。。?」
とか
「これ以上聞いて大丈夫かな。。。?」
とかそのような不安感から意識が外れます。
あとは、何か会話が変な感じなったとしても、
リカバリーできる。
そういう余裕ができると、
いいです。
例えば、何か質問して、
微妙な空気になったら、
「あれっすいません。なんか変なこと聞いちゃいましたね。。。
気を悪くさせてしまってすいません。。」
などと謝るとか、、、
こうやってちょっと変な感じなっても
またラポールをかけ直せる。
そういうことができると、
自分のステートに余裕ができてくるんじゃないかなー
と思います。
なので、「何聴こうかな?」
とか
「これ以上聞いていいのかな?」
とか
そういう事をあれこれ考えて
ドギマギすることはないと思うんですよね。
ドーンと構えていて、
なんか変なこと聞いて
微妙な雰囲気になったと思ったら
謝る。
あとはラポールを意識して
話しやすい雰囲気をできるだけ作る。
そういうことが大切なんじゃないなって思っています。
こんな感じのメルマガを週2回のペースで書いています。
他にも読んで見たい方。
下記リンクから登録よろしくお願いいたします。
メルマガ登録はこちら
次回セミナー情報
平成31年3月31日(日)
自分の想いを探るワークショップ
ー説得力のあるコミュニケーション力を身につけて仕事をスムーズにするー
セミナー情報はこちら