「看護師長とのコミュニケーションを考える」 | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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「看護師長との付き合いに困っています。

特にリハ職として、病棟でこれくらいのことをやってほしい

と思うことがあっても、

看護師さんを動かすのが難しいです。

病棟の師長と話がかみ合わず困っています。

師長は現場の看護師の

『大変だから○○できない。』

という声ばかり聞くので、

リハ職の声がなかなか通りません。」

このような相談を受けることがあります。


他職種連携の中でも、

看護師とのやりとり

に悩む人は少ないくないようです。


この間の他職種連携の研修でも

上記のような質問が上がりました。

今日は看護師とのやりとりの中でも、

看護師長など、現場でのリーダークラスの方との

やりとりに考えてみます。


看護師という大きな集団について

何かお願いをするときは

師長やチーフなどリーダークラスの

方とやりとりをすることも多くあるものです。

こんな時、自分にとって

相手が「話がなかなか通じない。」

そんな人の場合

どうしたらいいのでしょうか?


私がこのような時工夫できることは、

師長の困っていることをしっかり聞き取ることかと

思います。

いくら話がうまく通じない看護師長とはいえ、

相手も何か困っていることもあるハズです。

また、今回のケースのように

看護師長が、現場ナースの

「大変だから○○できない。」

こんな声ばかり聞いてしまう。

このような場合

実はこの師長は、

現場をうまくまとめきれていない。

ということも考えられます。

現場をうまくまとめきれず、

不満を言うナースの話を聞き、

その通りにしていかなければ

現場をうまくまとめられない。

そのようになっている場合もあるのです。

そう見てみると

もしかしたらこの看護師長も

現場をまとめていく上で

何か困っていることも

あるかもしれないのです。

こう考えて、師長と関わってみると

自分ができて

相手が助かる事が

どこかに見つかる可能性があるのです。


そのような接点を探しながら、

こちらのお願いも聞いてもらう。

そのような進め方ができるのでは

ないでしょうか?



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