「多職種の人との価値観をすり合わせるために」 | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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「多職種の人と仕事をしていて、

様々な価値観や考え方があって、

意見をすり合わせたり、

コミュニケーションが難しいです。」

このような相談を受けることがります。


私自身も今、多職種で働いていて、

コミュニケーションの難しさをよく感じます。

私はOTですので、

OT同士だと、話がスムーズだったり、


お互い興味関心や気になっているところが

似ているので、話がスムーズですが、

他職種との話すときは、

本当に考えていることや価値観が合わず苦労します。


そんな中でも私がいつも気をつけているところは、


その方の「いいところはどこか?」

そこを意識するようにコミュニケーションをとることです。


他職種とのコミュニケーションで、

うまくいかなくなると

ついつい

「なんで看護師は○○なんだろう?」

「なんでワーカーさんは△△なんだろう?」

と自分にとって相手の都合のよくないところ

嫌なところばかりが気になります。



そこを解決していくには

その自分にとって、

嫌だなと思うところ

理解してもらえないなと

思うところこそ


その人やその職種の

いいところなのではないか?

そう考えるようにしています。


例えば、作業療法士として働いていると


患者さんの活動性をあげたいと思い、

様々な取り組みをしようとするときに

看護師さんから

「危ないからやめて欲しい」

そんな風に言われてしまうことがあります。


例えば「この患者さんは、

歩くのも安定してきて、

日々の生活でも歩くことを増やしたほうが

活動性も上がるし

身体機能も向上すると思う。

だから車椅子なしで生活して欲しい。」


そんな風に思っていても

看護師さんから

「危ないからやめて欲しい。

もし転んだらどうするんだ。」


そんな反応があったとします。


そういうときに


「なぜ看護師さんはこうなんだろう。。」



と、相手を責めたり、

批判するのではなく、


こうやって

自分の思い通りに考えてくれない。


自分とは違う考え方をするからこそ、

他職種の意味があるし


いろんな視点で考えられるのだ。


そう思うことが大切なのではないかと

考えています。


自分が自分の考えを理解して欲しければ


まず相手を理解すること。


それは、相手の考え方や立場を理解すること


なのではないかと考えています。

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